ＧＧＯ－０００ 　　オーディンガンダム

ＧＧＯ－０００ 　　オーディンガンダム

フェニックスガンダムと同時代に開発された謎の機体。　
フェニックスガンダム系統と同もしくは上位系統と考えられるが、一説にはフェニックスガンダム系統の超越的な力の反乱を喰いとめるために開発されたとも言われている。　
特徴として背部中央に一機備わっている新世代推進機が挙げられるであろう。
これはクロノドライヴという名称であり、ミノフスキードライヴのさらに何世代も後の発展系の推進機である。
　

なぜクロノ（時間）の名称を与えられているかというと、文字通り時間跳躍を果たすべく開発された実験的推進機であったからだ。
それ自体はミノフスキードライヴと同様にミノフスキー磁場の反発により膨大な推力を得るシステムではあるが、
クロノドライヴはそれに加え、ミノフスキー磁場の反発を高密度で圧縮する技術も加わったためその得られる推力はミノフスキードライヴの二乗倍という、膨大な推力を得られる推進機である。

ミノフスキー磁場の反発状態でクロノドライヴの後部を前方にスライドさせると内部でミノフスキー磁場の圧縮が起こりその反発エネルギーが高まる。
それを開放したときに、円状の余剰エネルギーを同時に放出しながら莫大な推力を得る。
圧縮時間の長さに比例して推力の力も増大するわけだが、とはいえ実戦で扱うにはあまりにも膨大すぎる推力であるため、圧縮時間にリミッターを設けパイロットが圧死しない限界の推力までに留めている。
、
理論上では最大圧縮時間で最大開放を行った場合、１００万分の１秒間だけ超高速航行（空間転移）を可能にできる推力が得られるとされてる。
あくまで理論上でありそれを行った場合どうなるかは分かっていない。
　
この機体の後の世代に開発されたであろう∀ガンダムが、空間転移能力を有していたことから見ればこのクロノドライヴが、元のシステムとなったのかもしれない。
　

またフェニックスガンダム系統同様にナノスキン装甲を持つ。
クロノドライヴの膨大な推力に耐えうるべくオーディンのナノスキン装甲は自己修復能力をあえて持たせず、ナノ粒子を強固凝縮のみに徹底したため装甲強度は既存の機体のそれを大幅に上回りはかりしれない強度を持つ。

　

ビームセイバー、イダビームランチャー、Ｉバリア、クロノドライヴ