川崎 九九式双発軽爆撃機

川崎製の双発軽爆撃機。
中国大陸における対ソ連・対中華民国を仮想敵とし、前線飛行場から発進して敵飛行場に
駐機中の敵機を地上撃破する、また陸上戦力にも反復攻撃を加えるといったドクトリンで
開発された軽爆撃機である。陸軍での制式採用は1940年。

操縦性の良さ・エンジンを含めた信頼性の高さは日本軍パイロットから評価が高く、想定
されていた戦域以外の南方・太平洋戦線までも幅広く派遣された。
全サブタイプの合計で生産機数は1,997機。
一方でアメリカ軍の本機への評価は低く、爆弾搭載量の少なさ・防御がもろく被弾すると
すぐ炎上するといった欠点が指摘されている。
連合国がつけた識別コードネームはLily(リリー)であった。

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2020-04-30 16:11

 rakku666


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