【PRWS】HiR－35 チアリーダー【防衛】

※もし、どなたかイラストを描いていただければ是非。
許可等は必要ありません。何なりとお使いください。

地形適応■空A/陸F/海E/宇A

巨大なレドームと長期作戦用の大型エネルギーボックスが特徴的な特殊支援偵察機。
脚部はほぼ着陸用で、バーニアを用いた三次元飛行が主な移動手段である。
移動速度はそれほど速くは無いが、それは最新鋭の優れたステルスシステムで補っている。
現在位置の気温や湿度に溶け込むことで、正確な位置を気取られないようにしているのだ。

武装は歩兵でも使用されている50口径重機関銃とEMP弾を装填したグレネードマシンガンのみ。
これらはあくまで逃走用であり、本機の真髄はレドーム「アンドラスレーダー」である。

アンドラスレーダーは物理学、生物学、魔道力学、神学のあらゆる観点から地形や敵を探知し
司令部や随伴機に情報を送信、またはミサイルや長距離砲の誘導を単機で行なう事が出来る。
物理的障害のない位置ならば長距離からでも、電磁念力複合型妨害電波を送信する事も可能で
一部の精神による制御を行なう特機は、これだけで深刻な機動障害を負わせられる。

本機が開発された背景には、やはり特機の存在が大きく関わっている。
現状では特機には特機をぶつけるのが最も有効な手段であり、生半可な通常兵器では
援護射撃にもならないのが現実だ。この問題は戦況の泥沼化を招いていると同時に
地球主要連合内でも戦果や待遇に格差を生んでおり、多くの者達が頭を抱えていた。
そこで考案されたのが「対特機戦闘を支援する通常機動兵器」である。
チアリーダーは実戦においても先ず先ずの戦果を上げ、一般兵科の地位向上に大きく貢献した。

だがチアリーダーの存在は反主連同盟でも「ハイバリューターゲット」として知れ渡り
オーバーキルも多発している為、現在ではパイロットが不足する事態に陥っている。

HiRは「超高度偵察機」を意味しており、チアリーダーの由来は文字通り人気者(皮肉)
この機体のパイロットは惨たらしく死ぬことが約束されている。所謂不幸担当機。