これだから、…僕は君たちのことが嫌いだよ。

了さんが大好きだ。

裕福な生まれだけど、誰にも愛されず、孤独で、自分で自分を愛してあげた、優秀で才能あふれた御曹司。アイドルの光を好きになったのに、報われないことを幼いながら瞬間に悟って、自分を守るために遠ざかった。

百に出会って、届くかもしれないと、期待した。
やっぱり届かなかったと、認めたら壊れそうだった。

壊してやろうと思った。
きみたちは、みんな嘘つきだ。

それでも心が離せないなんて、バカげてる。

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2020-05-14 20:20

 ゆんた


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