Blank～voices～

「団らんの声が聞こえる。楽しそうに笑う親子の声は、まるでこちらの気持ちさえ暖かくさせる不思議を感じる。そんな壁越しのBGMとは裏腹に、こちらは台所に一人。食器を拭きながら思い浮かべるのは、自分の家族と、自分の団らん風景。「いつからだったろう。あの声たちが、もうここで聞こえなくなったのは……。」そんなことを片隅に、今日もまた、濯いだ皿を片手に静かな我が家で待ち続ける。”いつか、またこの場所もにぎやかになる”ことを夢見て。」

椅子の紫の彩度にてこずったこの頃。クーピーの限界に私は今日も挑みます。

それにしても自粛ムードになってから描く時間が少し増えた分下書きはできたがまだ色塗ってない絵も増えてきたなぁ。ストックばかりにならない程度に進めてこう。逆に言えばそれだけ描けるようになったのかも知れないし。と、信じる。