セミンゴ

伊坂幸太郎の小説に出てくるセミンゴの想像図

セミンゴってSCP感あるよね…

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セミンゴの特徴

・セミンゴを1匹見たら全部で必ず10匹いる。
・セミンゴの巣は床と天井、4枚の壁で囲まれた立方体の部屋。
・部屋の内壁は鏡張り
・部屋の中に縦に3匹、横に3匹、3×3の9匹のセミンゴが直立不動で隙間なくみっちり詰まっている。
・9匹は同じ方向に視線をやっているわけではない
・上からその部屋を見下ろし、平面と表すなら、一番左下にいるセミンゴは上を向いており、
　その上のセミンゴも上を向いていて、さらにその上、部屋の左上のセミンゴは右を見ている。
　右隣、つまり真ん中の一番上にいるセミンゴは下を向いている。
　その下のセミンゴは下を、さらにその下のセミンゴは右を、右隣のセミンゴは上、その上は上、
　セミンゴの視線の方向に線を引いていくと、「N」の字が書けるような形になっている。
・昆虫ではないが節足動物の一種。
・蝉の仲間ではない。
・外見は細長い球体、ちょうど水の雫を逆さにしたような形に左右に4本ずつ、
　合わせて８本の足が生えている。
・色は全身銀色。銀というよりも光沢のあるメタリックで、指でたたけばかつんかつんと音がなる。
・セミンゴの顔には大きな目がついている。わかりやすい例えがあるならば、
　ウルトラセブンに登場したメトロン星人の顔に酷似している。
・体調はおよそ3メートル。
・体重は個体差があるもののおおよそ100キロ。
・セミンゴはほとんど鳴かない。鳴かないし泣かない。耳をセミンゴの口元に近づければキュキュッと
　靴で床をこするような音はするが、気を抜くと聞き逃してしまう程度の音。
・巣にいるセミンゴの他にもう１匹、別のセミンゴが巣の外を活動している。
・好物は樹液。空腹時には埃や黴で腹を満たすともいわれている。
・外のセミンゴが巣に戻ってくると巣の左下から入っていき、その1匹に押し出される形で
　「N」の字をかくような形でセミンゴが移動し、最終的に右上のセミンゴが外に出る。
・外の1匹が死ぬと3×3の巣の中でこっそりと2匹が交尾をし、新たなセミンゴが出現する。
・セミンゴは飛ばずに走る。100メートルであれば6秒台。加速し、勢いが乗ってくるとさらに速まり、
　最終的には時速80キロは出る。

・今までセミンゴは友好的だった。害虫か益虫かで言えば圧倒的に液中だったが、急に変化が起きた。
　攻撃的になって人間と人間の文明を破壊し始めた。
・人間の成分を分析し知能を付けたセミンゴが街を破壊し、荒野に変えてしまった。
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