あだち充『みゆき』
伊藤式 あだち充の『みゆき』描いてみました。
顔は模写です。首から下はオリジナル構図です。
今の若い子達はこの「みゆき」という漫画作品をどれだけ知っているのだろう…?
僕的には「タッチ」より「みゆき」ですね!✨
今、古今東西、色々なブラコン作品がありますが、その元祖的な作品です。
男兄弟のみで育った男子など可愛い妹にお兄ちゃん!と呼ばれることは、もはやドリームです💖
お兄ちゃん✨ この黄金のフレーズと高純度な兄妹愛! ただの思いやりが、想いやりにブレそうになるところで、ブレーキをかける絶妙なハラハラ、ドキドキ展開や間!
あだち先生の真骨頂ここに極まれりな良作です✨
大雑把なストーリーは
主人公、若松まさと16歳 夏
六年ぶりに妹 若松みゆきと再会する。
父親の海外赴任にみゆきはついて行き、まさとは海外なんて行きたくないと家政婦さんと日本に残ります。
6年前まだちんちくりんな小娘だったみゆきは見違えるような可愛い子になっていて、まさとは内心ドキっとします。
ちなみにまさとと、みゆきは血の繋がっていない義兄弟です。
まさとの最初の母親はまさとがまだ幼い頃、病で他界します。
その後、父が再婚します。
その時の連れ子がみゆきです。
小学生にあがる前のことです。
そして二人目の母親もまた病におかされ他界します。
まだ幼かったこともあり、みゆきにはまさとが血の繋がってない義理の兄だと言う認識はありません。
6年ぶりに再会したみゆきと同居生活がはじまります。
父親はまた海外転勤で、家にもどってきすらしませんでした。
若松まさとは血の繋がらない、みゆきと付き合おうと思ったり、結婚だって出来ると内心思いながら、その気持ちにブレーキがかかります。
なぜなら、みゆきに血の繋がらない兄妹だと言うことは、みゆきに本当の肉親がいない。
天涯孤独な存在だと宣告するようなもの。
妹思いのまさとにとって、それはしてはいけないこと。
良い兄であろうという良心が、ギリギリのとこで勝るのですね。
みゆきは帰国子女で外国語はペラペラ、成績優秀、長い外国暮らしのため自由奔放、天真爛漫な性格なのですね。
いちど鹿島みゆきが若松家にお泊まりに来た時、若松みゆきと就寝前に幼い頃の初恋の話しみたいな雑談をします。
若松みゆきのエピソードは
みゆきがサーカスのライオンの檻に、迷い込んで入ってしまった時、身体をはって守ってくれた人。
その人は背中をライオンひっかかれ、あと数センチで危ないところだったそうです。
幼いみゆきはその人のお嫁さんになるんだと、泣きながら言っていたらしい。
なにせ小さい時の事だからよく覚えていないとも言ってました。
ちなみに若松まさとの背中に三本、深い傷痕があります。
若松まさとは全く覚えていません。
余談ですが当時、集英社「少年ジャンプ」が怒涛の勢いで漫画界を席巻してました!
他社の漫画雑誌はとてもジャンプには太刀打ちできない。
集英社はDrスランプのメガヒットでビルを建て替えるほど、その勢いはとどまることを知りませんでした。
ところが小学館に80年初頭、二大巨頭が現れたのですね❗
高橋留美子とあだち充です。
この二人の功績は絶大でしたね。
少年誌に女性ファンを引き込んだことなど。
そして、しばしば高橋留美子とあだち充はファンや雑誌企画などで比較されたりします。
9対1の割合で高橋留美子に軍配があがります。
高橋留美子が作り出す無限のキャラクター群、一話か二話で1つの話しを完結させることのできる構成力。
それに対してあだち充の評価は、もちろん面白い。
ただ、キャラクター、ヒロインがどれも同じ顔など。
とある雑誌の対談で高橋留美子とあだち充が対談したことがありました。
あだち充⬇️
高橋留美子先生は、漫画の中にあれだけの数のキャラクターを出すのは凄すぎますよ❗
集合絵なんて、もう、凄い迫力です。
高橋留美子⬇️
私は詰め込み型なので、小技とか、凝縮度とかで勝負してます。
高橋留美子⬇️
あだち先生のセリフをとことん削って雰囲気で読ませて空気感を伝える表現がものすごく巧みだから、いい風に吹かれているようで気持ちいい。
あだち先生の素晴らしいところは、空間に一人、女の子がぽっと、たたずんでいるだけで成立してしまう。
あの空間の持たせ方は、私にはできません!
もう1つ余談ですが
テレビアニメでも『みゆき』は放映されていたのですが局の都合で、14話くらいで打ち切りになってしまたのですね。
少年ビッグコミックの連載は更に盛り上がりを見せて、感動的な最終回を迎えます。
みなさんアニメのエンディング
『想い出がいっぱい』してますよね。
漫画の最終回になんとアニメで使われたエンディング挿入歌『想い出がいっぱい』の歌詞が6ページに渡って使われているのですね‼️
そして最終ページ
波打ち際を手を繋いで歩く、若松まさと、若松みゆき
歌詞⬇️
少女だったと 懐かしく
振り向く日があるのさ✨
顔は模写です。首から下はオリジナル構図です。
今の若い子達はこの「みゆき」という漫画作品をどれだけ知っているのだろう…?
僕的には「タッチ」より「みゆき」ですね!✨
今、古今東西、色々なブラコン作品がありますが、その元祖的な作品です。
男兄弟のみで育った男子など可愛い妹にお兄ちゃん!と呼ばれることは、もはやドリームです💖
お兄ちゃん✨ この黄金のフレーズと高純度な兄妹愛! ただの思いやりが、想いやりにブレそうになるところで、ブレーキをかける絶妙なハラハラ、ドキドキ展開や間!
あだち先生の真骨頂ここに極まれりな良作です✨
大雑把なストーリーは
主人公、若松まさと16歳 夏
六年ぶりに妹 若松みゆきと再会する。
父親の海外赴任にみゆきはついて行き、まさとは海外なんて行きたくないと家政婦さんと日本に残ります。
6年前まだちんちくりんな小娘だったみゆきは見違えるような可愛い子になっていて、まさとは内心ドキっとします。
ちなみにまさとと、みゆきは血の繋がっていない義兄弟です。
まさとの最初の母親はまさとがまだ幼い頃、病で他界します。
その後、父が再婚します。
その時の連れ子がみゆきです。
小学生にあがる前のことです。
そして二人目の母親もまた病におかされ他界します。
まだ幼かったこともあり、みゆきにはまさとが血の繋がってない義理の兄だと言う認識はありません。
6年ぶりに再会したみゆきと同居生活がはじまります。
父親はまた海外転勤で、家にもどってきすらしませんでした。
若松まさとは血の繋がらない、みゆきと付き合おうと思ったり、結婚だって出来ると内心思いながら、その気持ちにブレーキがかかります。
なぜなら、みゆきに血の繋がらない兄妹だと言うことは、みゆきに本当の肉親がいない。
天涯孤独な存在だと宣告するようなもの。
妹思いのまさとにとって、それはしてはいけないこと。
良い兄であろうという良心が、ギリギリのとこで勝るのですね。
みゆきは帰国子女で外国語はペラペラ、成績優秀、長い外国暮らしのため自由奔放、天真爛漫な性格なのですね。
いちど鹿島みゆきが若松家にお泊まりに来た時、若松みゆきと就寝前に幼い頃の初恋の話しみたいな雑談をします。
若松みゆきのエピソードは
みゆきがサーカスのライオンの檻に、迷い込んで入ってしまった時、身体をはって守ってくれた人。
その人は背中をライオンひっかかれ、あと数センチで危ないところだったそうです。
幼いみゆきはその人のお嫁さんになるんだと、泣きながら言っていたらしい。
なにせ小さい時の事だからよく覚えていないとも言ってました。
ちなみに若松まさとの背中に三本、深い傷痕があります。
若松まさとは全く覚えていません。
余談ですが当時、集英社「少年ジャンプ」が怒涛の勢いで漫画界を席巻してました!
他社の漫画雑誌はとてもジャンプには太刀打ちできない。
集英社はDrスランプのメガヒットでビルを建て替えるほど、その勢いはとどまることを知りませんでした。
ところが小学館に80年初頭、二大巨頭が現れたのですね❗
高橋留美子とあだち充です。
この二人の功績は絶大でしたね。
少年誌に女性ファンを引き込んだことなど。
そして、しばしば高橋留美子とあだち充はファンや雑誌企画などで比較されたりします。
9対1の割合で高橋留美子に軍配があがります。
高橋留美子が作り出す無限のキャラクター群、一話か二話で1つの話しを完結させることのできる構成力。
それに対してあだち充の評価は、もちろん面白い。
ただ、キャラクター、ヒロインがどれも同じ顔など。
とある雑誌の対談で高橋留美子とあだち充が対談したことがありました。
あだち充⬇️
高橋留美子先生は、漫画の中にあれだけの数のキャラクターを出すのは凄すぎますよ❗
集合絵なんて、もう、凄い迫力です。
高橋留美子⬇️
私は詰め込み型なので、小技とか、凝縮度とかで勝負してます。
高橋留美子⬇️
あだち先生のセリフをとことん削って雰囲気で読ませて空気感を伝える表現がものすごく巧みだから、いい風に吹かれているようで気持ちいい。
あだち先生の素晴らしいところは、空間に一人、女の子がぽっと、たたずんでいるだけで成立してしまう。
あの空間の持たせ方は、私にはできません!
もう1つ余談ですが
テレビアニメでも『みゆき』は放映されていたのですが局の都合で、14話くらいで打ち切りになってしまたのですね。
少年ビッグコミックの連載は更に盛り上がりを見せて、感動的な最終回を迎えます。
みなさんアニメのエンディング
『想い出がいっぱい』してますよね。
漫画の最終回になんとアニメで使われたエンディング挿入歌『想い出がいっぱい』の歌詞が6ページに渡って使われているのですね‼️
そして最終ページ
波打ち際を手を繋いで歩く、若松まさと、若松みゆき
歌詞⬇️
少女だったと 懐かしく
振り向く日があるのさ✨
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2020-08-07 21:02
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