陸上母艦クローラーバージ図解(詳細解説つき
制作中のカノンイェーガーシナリオ集(仮)に載せる予定の絵。クローラーバージは、イェーガー隊が乗って旅をする大型車輌で、基地であり、住居でもある。
PCの戦車も、普段はこれにのせて輸送する(戦車は長距離移動させると駆動系の故障が頻発するので)。
昔はよくこういう、メカの内部図解絵を描いてたんですが、久々でしたね。
各部にイェーガーがいるので、プレイヤーやGMも、イェーガーの暮らしを想像してもらえれば嬉しいですね。ルール面でも、クローラーバージを表現する日常表などを入れたらいいかと考えてますが、現時点では未定。
COVID-19のせいで、コミケやコミティアが中止になっていますが、制作は続けています。感想やプレイレポートなどいただけると、励みになりますw
諸元詳細
●星殻装甲
ほしがらそうこう。惑星ジンガナでは、かつての宇宙戦争の名残である航宙艦の残骸が点在しており、イェーガー隊によっては、クローラーバージの車体にそれらを流用していることがある。
●艦橋
航宙艦の残骸を流用したため、海が無い惑星なのに、慣習として艦橋と呼ばれることが多い。このバージでは、小型の惑星間シャトルの機体を艦橋に流用しているようだ。通常、バージ長など幹部クラスがここで指揮を執る。バージによっては、司令室を別に車体の内部に設置していることもある(いわゆるCIC)。
●食堂
中央大塩原を横断するような長期にわたる走行では、食事のみが唯一の楽しみとなる。シェルオアシスを旅立ってから1週間ほどは生鮮食品が多く供されるが、しだいに、保存食や乾燥食品ばかりになっていく。乗員の士気を保つのは、調理担当者の腕の見せどころである。
●幹部会議室
依頼内容を検討したり、戦車に追加するパーツを選定したりする会議が日々、開かれる。当直でない乗員が、ゲームや机上演習を行ったり、単にだべったりしていることも多い。
●乗降ラッタル
出入りするための梯子。収納式で、走行中は車内にしまってある。うっかり出しっ放しにしておくと、盗賊などの侵入を許してしまう。
●四重複列履帯
このバージでは、見えていないが前車の反対側にも履帯がもう1セットある。大重量を支えるため、履帯は複列配置にされるのが普通。
●超伝導インホイールモータ
航宙艦の残骸から発掘した融合炉で電力を生み出し、起動輪に内蔵されたモータを動かしている。バージによっては、内燃機関などを主機としていることもある。
●スカルトロフィー
狩猟したリグレッサーの頭部骨格フレームを飾り、部隊の実力を顧客やライバルに誇示している。部隊のシンボルマークなどを巨大な旗に記して掲げるイェーガー隊も多い。
●動力伝達ジョイント
バージの多くは巨大なので、接地圧を分散するため前車と後車に分かれており、前後を接続する関節部を設けるのが普通。本車では電力を伝達できるようになっている。
●側面多重増加装甲
少しでも被弾時のダメージを減らすため、各地で掘りだされた「星殻」を無節操に取り付けてある。成形炸薬弾は適切な距離で起爆しないと威力が大幅に落ちるため、薄い装甲でも効果はある。また、装甲材質によっては、リグレッサーのビーム砲を高効率で反射、威力を減殺する特性をもつものもあるらしい。
●対空機銃
惑星ジンガナでは航空戦力が失われているため、航空型リグレッサーに対処するために必須といえる装備。独立した探索・追尾レーダーと光学照準ユニットがセットされており、起動すれば全自動で射撃を行う。20mmから30mm程度の砲弾を使用する機種が多い。レーザー機銃座も普及している。
●居住区
このバージでは上部構造物の高い位置にあり、居心地は悪いだろう。居住区のレイアウトには、部隊指揮官の理念が問われる。通常、個室はなく、多段ベッドに多くの乗員が押しこまれる。当直制で、交代で勤務にあたる。
●整備用クレーン
主力戦車のエンジン(及びトランスミッションが一体化したパワーパック)、砲塔などを換装できる大型クレーン。シェルオアシスなどで入手した新たな武装を追加したり、換装したりするのに多用する。図では見づらいが、格納庫の横に、整備用甲板が設けられている。
●車輌ランプ
搭載している戦闘車両が出撃するさい、バージを停車し、このランプを下ろす。大型輸送バージでは、車体の横腹や車首に積み込み用ランプが設けられていることもある。
PCの戦車も、普段はこれにのせて輸送する(戦車は長距離移動させると駆動系の故障が頻発するので)。
昔はよくこういう、メカの内部図解絵を描いてたんですが、久々でしたね。
各部にイェーガーがいるので、プレイヤーやGMも、イェーガーの暮らしを想像してもらえれば嬉しいですね。ルール面でも、クローラーバージを表現する日常表などを入れたらいいかと考えてますが、現時点では未定。
COVID-19のせいで、コミケやコミティアが中止になっていますが、制作は続けています。感想やプレイレポートなどいただけると、励みになりますw
諸元詳細
●星殻装甲
ほしがらそうこう。惑星ジンガナでは、かつての宇宙戦争の名残である航宙艦の残骸が点在しており、イェーガー隊によっては、クローラーバージの車体にそれらを流用していることがある。
●艦橋
航宙艦の残骸を流用したため、海が無い惑星なのに、慣習として艦橋と呼ばれることが多い。このバージでは、小型の惑星間シャトルの機体を艦橋に流用しているようだ。通常、バージ長など幹部クラスがここで指揮を執る。バージによっては、司令室を別に車体の内部に設置していることもある(いわゆるCIC)。
●食堂
中央大塩原を横断するような長期にわたる走行では、食事のみが唯一の楽しみとなる。シェルオアシスを旅立ってから1週間ほどは生鮮食品が多く供されるが、しだいに、保存食や乾燥食品ばかりになっていく。乗員の士気を保つのは、調理担当者の腕の見せどころである。
●幹部会議室
依頼内容を検討したり、戦車に追加するパーツを選定したりする会議が日々、開かれる。当直でない乗員が、ゲームや机上演習を行ったり、単にだべったりしていることも多い。
●乗降ラッタル
出入りするための梯子。収納式で、走行中は車内にしまってある。うっかり出しっ放しにしておくと、盗賊などの侵入を許してしまう。
●四重複列履帯
このバージでは、見えていないが前車の反対側にも履帯がもう1セットある。大重量を支えるため、履帯は複列配置にされるのが普通。
●超伝導インホイールモータ
航宙艦の残骸から発掘した融合炉で電力を生み出し、起動輪に内蔵されたモータを動かしている。バージによっては、内燃機関などを主機としていることもある。
●スカルトロフィー
狩猟したリグレッサーの頭部骨格フレームを飾り、部隊の実力を顧客やライバルに誇示している。部隊のシンボルマークなどを巨大な旗に記して掲げるイェーガー隊も多い。
●動力伝達ジョイント
バージの多くは巨大なので、接地圧を分散するため前車と後車に分かれており、前後を接続する関節部を設けるのが普通。本車では電力を伝達できるようになっている。
●側面多重増加装甲
少しでも被弾時のダメージを減らすため、各地で掘りだされた「星殻」を無節操に取り付けてある。成形炸薬弾は適切な距離で起爆しないと威力が大幅に落ちるため、薄い装甲でも効果はある。また、装甲材質によっては、リグレッサーのビーム砲を高効率で反射、威力を減殺する特性をもつものもあるらしい。
●対空機銃
惑星ジンガナでは航空戦力が失われているため、航空型リグレッサーに対処するために必須といえる装備。独立した探索・追尾レーダーと光学照準ユニットがセットされており、起動すれば全自動で射撃を行う。20mmから30mm程度の砲弾を使用する機種が多い。レーザー機銃座も普及している。
●居住区
このバージでは上部構造物の高い位置にあり、居心地は悪いだろう。居住区のレイアウトには、部隊指揮官の理念が問われる。通常、個室はなく、多段ベッドに多くの乗員が押しこまれる。当直制で、交代で勤務にあたる。
●整備用クレーン
主力戦車のエンジン(及びトランスミッションが一体化したパワーパック)、砲塔などを換装できる大型クレーン。シェルオアシスなどで入手した新たな武装を追加したり、換装したりするのに多用する。図では見づらいが、格納庫の横に、整備用甲板が設けられている。
●車輌ランプ
搭載している戦闘車両が出撃するさい、バージを停車し、このランプを下ろす。大型輸送バージでは、車体の横腹や車首に積み込み用ランプが設けられていることもある。
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2020-08-09 18:50
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