大隊長と副官の外出
夏期用制服を着用した1937年8月頃のドイツ陸軍歩兵科の少佐(右)と少尉(左)です。
■ドイツ陸軍では将校のオプション装備品として夏期用の白い上衣を購入する事が出来ました。毎年4月1日~9月30日までの期間、将校専用の夏期用制服として制定されていた白い上衣は主に将校クラブでの集まりや軽パーティーなどに参加する際の礼装や外出着(準礼服的な扱いだった)として着用されたほか、特定の競技を観戦する時にも着用されました。
空軍や海軍とは異なり、陸軍では夏期用の白い制服は上衣のみが制定され、通常軍装品の制帽と乗馬ズボン、礼装用ストレートズボンと組み合わせて着用されました。なお、上衣が擦れて汚れるのを防止する為に将校用のベルトは着用しませんでした。
■右の少佐が着用しているのはドイツ共和国陸軍時代に制定された立詰襟型の白い上衣、左の少尉が着用しているのは立詰襟型の白い上衣に代わる新型制服として1937年7月に制定された白い上衣です。新型の白い上衣が制定された後も旧型の白い上衣を好んで着用している陸軍将校の姿を散見する事が出来ました。
白い綿生地で仕立てられていたこれらの上衣は洗濯がし易い様に全てのボタンを取り外す事が出来たほか、右胸の国家鷲章も取り外しが出来る金属製の徽章が付けられていました。また、階級章は肩章のみが付けられ(取り外しが出来るスリップオンタイプの肩章)、襟章は基本的に付けませんでした。
■ドイツ陸軍では将校のオプション装備品として夏期用の白い上衣を購入する事が出来ました。毎年4月1日~9月30日までの期間、将校専用の夏期用制服として制定されていた白い上衣は主に将校クラブでの集まりや軽パーティーなどに参加する際の礼装や外出着(準礼服的な扱いだった)として着用されたほか、特定の競技を観戦する時にも着用されました。
空軍や海軍とは異なり、陸軍では夏期用の白い制服は上衣のみが制定され、通常軍装品の制帽と乗馬ズボン、礼装用ストレートズボンと組み合わせて着用されました。なお、上衣が擦れて汚れるのを防止する為に将校用のベルトは着用しませんでした。
■右の少佐が着用しているのはドイツ共和国陸軍時代に制定された立詰襟型の白い上衣、左の少尉が着用しているのは立詰襟型の白い上衣に代わる新型制服として1937年7月に制定された白い上衣です。新型の白い上衣が制定された後も旧型の白い上衣を好んで着用している陸軍将校の姿を散見する事が出来ました。
白い綿生地で仕立てられていたこれらの上衣は洗濯がし易い様に全てのボタンを取り外す事が出来たほか、右胸の国家鷲章も取り外しが出来る金属製の徽章が付けられていました。また、階級章は肩章のみが付けられ(取り外しが出来るスリップオンタイプの肩章)、襟章は基本的に付けませんでした。
ナチス
Nazi
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German Army
軍服
military uniform
ミリタリー
military
幼女戦記
The Saga of Tanya the Evil
ターニャ・デグレチャフ
Tanya Degurechaff
ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ
Viktoriya Ivanovna Serebryakov
女軍人
female soldier
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2020-08-15 21:20
Comments (11)
既存の軍服もカッコイイですが、白服同士で勤務してる姿もカッコいいですよね。戦前のベック&フリッチュみたいに。
View Replies短剣って、制服左ポケット内の切れ込みから吊り下げ用フックを外に出して、そこにベルト引っかけて佩用するモノじゃないんですか。
View Repliescool man
View Repliesこの制服は終戦まで使用できたのでしょうか? しかし、白の制服は涼し気ですが、こちらの軍服としては肥えた国家元帥殿のイメージが絶大過ぎてて台無し感もありますね。
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