寿司乙女の日記 第61話「ふつう」
「…ふぁあ…。良く寝たね♪ウナ!」
「ウナ!ウナ!」(そうだね♪よく寝た~!)
アタシはすこし眠かったけど、布団から出た。
もう一回布団に戻りたい気持ちを振り払って、カーテンと窓を開ける。
「…今日は何をして遊ぼうか?ウナ?」
「ウナ!ウナ!」(とりあえず…支度して…そこら辺ブラブラして決めよう)
「はーい」
~身支度完了~
アタシとウナは二階にある部屋を出た。
朝ごはんも食べ終えて、店の外へ向かう。
「…あれ?うにょだ!(タコ)…いつ見ても…ダルそう…。ゲームばっかりやってるからだろうな…」
「ウナ!ウナ!」(だる子ちゃん♪)
よく見ると店先を掃除する、黄身(タマゴ)からすごい勢いで説教されているみたい?
…黄身の必殺技のマシンガントークがこちらまで聞こえてくる。
…だが…!うにょはそのマシンガンを何事もない表情で受け流している。
…な、なんという…メンタルの強さ!!!!!
「…すみこ?(タコ)あんた!ゲームばっかりしないで、たまにはママさんの手伝いしなさいよね!」
「…さっきから言ってるでしょ?今やってるゲームクリアしたら手伝うって!…ま、ソシャゲーだから…エンドレスだけど!…え…ぼく…たこだけど?」
まるで夫婦漫才のような二人の会話。
「…さっきからタマゴの話は右から左じゃない!ちゃんと聞きなさいよ!すみこ!」
「…あ、はい!…あ、はい!さっきから耳かっぽじって…聞いてるよ!あ、もう…こんな時間!…じゃあね、たまご!…ぼく…ログインボーナスをゲットしに部屋に戻るから!…ああ、忙しいっ!…たまご…おつかれっす、ちーす!」
アタシは五月蠅い場所が苦手なので、軽やかにその場所からスルーした。
「…ここじゃないね!ほかの場所に行こう、ウナ?」
「ウナ!ウナ!」(見てて面白い二人組だったね♪)
…その時目の前からノーマル(ネギトロ)がリュックを背負ってやってきた。
なんでノーマルかというと…個性豊かな乙女の中でただ一人…まともだからです。
…鬼姉(サーモン)は能力がチートなので…まともじゃないと思う…アタシ的に。
「…おはよう!ノーマル!」
「あ!おはようございます!滑さん!(穴子)ペコッ!」
「ウナ!ウナ!」(おはよう!)
…なんて礼儀正しいいい子なんだろう?
親の顔が見てみたい?
…同じ生みの親だけど。
「…ノーマル(ネギトロ)はいつも礼儀正しいね♪」
「うん!母様の言う通りにしてるんだ…でも…」
どうしたんだろう?
話している最中に暗い顔になったノーマル。
アタシは理由を尋ねてみた。
「どうしたの?」
「うん?この間…マグロに…『お前って…普通だな!…またな~!またな~!!またな~!!!』って言われたんだ…それで…あたし…悩んでるんだ…」
…あの筋肉バカ!
本当…人の気持ちも考えずに…。
エビ男もマグ男も…そう言う所あるよね。
「…アタシも普通だけど?う~ん?自分でそう思ってるだけかも?他の人から見たら…普通じゃないのかも…」
「ウナ!ウナ!」(君は普通じゃないよ!安心して!)
横から会話に入ってくるウナに一発デコピンを放った。
ウナは察したのか静かになった。
「そんな気にする事ないよ?ノーマル?(ネギトロ)この世界は普通の人が多いんだし」
「…あたし…特徴が無いのかも…どうしよう…普通…」
会話を続けるにつれ、暗い表情になるノーマル。
…というか…アタシ…さっきからノーマル(普通)って連呼してた…。
普通って駄目なのかな…アタシも普通だけど…。
「…ノーマル?どうしよう…アタシも普通だった…特徴が無い子なんだ…ああ、どうしよう…」
「…いや……え?滑さん?あたしが…それで悩んでるんだけど…え?」
「ウナ!ウナ!」(君たちは…普通じゃないよ!特徴的だよ!…ボクの話聞いてる?)
先ほどと立場がうって変わり、アタシはその場で固まった。
…普通…普通じゃない…普通…普通じゃない…。
でも…。
「…ま、いっか!悩んでもしょうがないよ!ノーマル!(ネギトロ)」
「うん、そうする。マグロが言った事だから…きっと…短絡的だから…気にしないようにする」
「ウナ!ウナ!」(だから…君たちは普通じゃないって!)
アタシとノーマルは、そんな事で悩んでも仕方ないって結論に至った。
「ねぇ?ノーマル?これからどこに行くの?」
「うん、あたし…これから買い物に出かける所だったから…一緒に来る?」
「ウナ!ウナ!」(いいね!行こうよ♪)
アタシはすこし仲良くなった、
ノーマル(ネギトロ)と一緒に買い物に出かけた。
「ウナ!ウナ!」(そうだね♪よく寝た~!)
アタシはすこし眠かったけど、布団から出た。
もう一回布団に戻りたい気持ちを振り払って、カーテンと窓を開ける。
「…今日は何をして遊ぼうか?ウナ?」
「ウナ!ウナ!」(とりあえず…支度して…そこら辺ブラブラして決めよう)
「はーい」
~身支度完了~
アタシとウナは二階にある部屋を出た。
朝ごはんも食べ終えて、店の外へ向かう。
「…あれ?うにょだ!(タコ)…いつ見ても…ダルそう…。ゲームばっかりやってるからだろうな…」
「ウナ!ウナ!」(だる子ちゃん♪)
よく見ると店先を掃除する、黄身(タマゴ)からすごい勢いで説教されているみたい?
…黄身の必殺技のマシンガントークがこちらまで聞こえてくる。
…だが…!うにょはそのマシンガンを何事もない表情で受け流している。
…な、なんという…メンタルの強さ!!!!!
「…すみこ?(タコ)あんた!ゲームばっかりしないで、たまにはママさんの手伝いしなさいよね!」
「…さっきから言ってるでしょ?今やってるゲームクリアしたら手伝うって!…ま、ソシャゲーだから…エンドレスだけど!…え…ぼく…たこだけど?」
まるで夫婦漫才のような二人の会話。
「…さっきからタマゴの話は右から左じゃない!ちゃんと聞きなさいよ!すみこ!」
「…あ、はい!…あ、はい!さっきから耳かっぽじって…聞いてるよ!あ、もう…こんな時間!…じゃあね、たまご!…ぼく…ログインボーナスをゲットしに部屋に戻るから!…ああ、忙しいっ!…たまご…おつかれっす、ちーす!」
アタシは五月蠅い場所が苦手なので、軽やかにその場所からスルーした。
「…ここじゃないね!ほかの場所に行こう、ウナ?」
「ウナ!ウナ!」(見てて面白い二人組だったね♪)
…その時目の前からノーマル(ネギトロ)がリュックを背負ってやってきた。
なんでノーマルかというと…個性豊かな乙女の中でただ一人…まともだからです。
…鬼姉(サーモン)は能力がチートなので…まともじゃないと思う…アタシ的に。
「…おはよう!ノーマル!」
「あ!おはようございます!滑さん!(穴子)ペコッ!」
「ウナ!ウナ!」(おはよう!)
…なんて礼儀正しいいい子なんだろう?
親の顔が見てみたい?
…同じ生みの親だけど。
「…ノーマル(ネギトロ)はいつも礼儀正しいね♪」
「うん!母様の言う通りにしてるんだ…でも…」
どうしたんだろう?
話している最中に暗い顔になったノーマル。
アタシは理由を尋ねてみた。
「どうしたの?」
「うん?この間…マグロに…『お前って…普通だな!…またな~!またな~!!またな~!!!』って言われたんだ…それで…あたし…悩んでるんだ…」
…あの筋肉バカ!
本当…人の気持ちも考えずに…。
エビ男もマグ男も…そう言う所あるよね。
「…アタシも普通だけど?う~ん?自分でそう思ってるだけかも?他の人から見たら…普通じゃないのかも…」
「ウナ!ウナ!」(君は普通じゃないよ!安心して!)
横から会話に入ってくるウナに一発デコピンを放った。
ウナは察したのか静かになった。
「そんな気にする事ないよ?ノーマル?(ネギトロ)この世界は普通の人が多いんだし」
「…あたし…特徴が無いのかも…どうしよう…普通…」
会話を続けるにつれ、暗い表情になるノーマル。
…というか…アタシ…さっきからノーマル(普通)って連呼してた…。
普通って駄目なのかな…アタシも普通だけど…。
「…ノーマル?どうしよう…アタシも普通だった…特徴が無い子なんだ…ああ、どうしよう…」
「…いや……え?滑さん?あたしが…それで悩んでるんだけど…え?」
「ウナ!ウナ!」(君たちは…普通じゃないよ!特徴的だよ!…ボクの話聞いてる?)
先ほどと立場がうって変わり、アタシはその場で固まった。
…普通…普通じゃない…普通…普通じゃない…。
でも…。
「…ま、いっか!悩んでもしょうがないよ!ノーマル!(ネギトロ)」
「うん、そうする。マグロが言った事だから…きっと…短絡的だから…気にしないようにする」
「ウナ!ウナ!」(だから…君たちは普通じゃないって!)
アタシとノーマルは、そんな事で悩んでも仕方ないって結論に至った。
「ねぇ?ノーマル?これからどこに行くの?」
「うん、あたし…これから買い物に出かける所だったから…一緒に来る?」
「ウナ!ウナ!」(いいね!行こうよ♪)
アタシはすこし仲良くなった、
ノーマル(ネギトロ)と一緒に買い物に出かけた。
12
17
272
2020-09-30 09:30
Comments (0)
No comments