【ポラリス】ムギ【第3期】
ポラリスの英雄歌【illust/80979654】に参加させて頂きます。
◇麦(ムギ) -Mugi-
<緋獣国/男/16歳/162cm/一人称:俺/二人称:あんた>
▼status≫
精神力:pt20
攻撃力:pt60
技巧 :pt40
魔力 :pt-
幸運 :pt5
▼total point≫125
▼運命数≫6
・焔尾彪族【illust/82778985】・食活細胞【illust/82672892】
・月鈴の猫【illust/82673252】
…etc
≫Skill
【炎纏-食活細胞-】炎を纏う事で身体能力が飛躍的に上がる。食後の瞬間火力が特に凄まじい。
【霧纏の呼】霧を纏う事で自身の気配を消散させることができる。
(現状、ムギは未熟で数分しか霧を纏えない)
【炯眼の応】一定範囲に居る生物の姿・気配を余すことなく捕らえ、瞬間的に行動の一手二手先を見る。
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10/06▽素敵なご縁を頂けました!
❖翠才国:モルフィーナ・エインズワースさん【illust/84717593】
食事処でもある自身の家はいつでも賑わっていて、そんな喧騒を抜けるように森で本を読むのが常になっていた。
深閑とした森の中いつもと同じように気を張り巡らせてから本を開こうとしたが、いつもと違う事に気付く。
弱々しく揺らめくそれを辿ると見かけた事の無い片翼の少女が蹲っていた。命に別状は無さそうだと
一度は向き直ろうとしたが、このままでは本に集中出来なさそうだと声を掛けたのが始まりだった─…。
「なんだあんた…そこで何してる?腹でも壊したのか?
まぁ…大事は無さそうだけど、そんな青っ白い顔して平気と言われてもな…
せめてもう少し空気のいいとこに移動した方がいい。そんなとこで蹲ってたら余計参っちまうぞ、肩かすから」
「いや、別にそんな構わない。大層な事したわけでもないしな…。俺が気になったから声掛けた、それだけだ。
っていうか個人情報って……
あはっ、俺の周りで個人情報だのプライバシーだのってそんなの微塵も気にされた事ないな。
なんだ、あんた。いいとこのお嬢さんなのか?あははっ」
「もしかしてまだ"お礼"だなんだって思ってんのか?…礼なんて別に気にする事ないけど…
でも、そうだな。あんたがいいなら他国の本は読んでみたいな。同じような分類でも国に寄って書き方が違うのか…
そもそもがその国に根付いたその国特有のもので他国には無いのかも気になってたんだ」
「そう言えばあんた名前なんっつったっけな…"モルフィーナ"、か…
もうちょっと短くなんないか?愛称?へぇ、"フィン"か。いいな…じゃぁ、フィンで」
「これ基本母さんの書斎から拝借してるものが殆どなんだよ。だからあまり気軽には貸せないけど…
まぁ、フィンなら本の扱いにも慣れてそうだし大事に扱ってくれそうだ。
"礼"だっつっていつもいい本見せてもらってるしな、んー…こんなかだとコレかな、俺のオススメ」
最初は何かと謝ってばかりな彼女を後ろ向きなやつだと思っていた。
だけど、接するうちにその勉強熱心な部分や好きを突き詰めて進めるところ
夢を、目標を、前向きに追いかけているところ。そして少し…積極的なところも…。
今まで自分の事で精一杯だったはずなのに、気付けば彼女の背中を押してあげたいと思うようになっていた。
少し前の自分では考えられないほど、誰かのために何かを成したいと思うようになっていたんだ。
「いつも本だけじゃなくってクッキーだのなんだのもらってばっかだろ?
俺のうちで良ければなんか食ってくか?一応、店だから味は保証するよ」
「ここうるさくないか?平気か?…悪いな、食事時だから賑わってんの忘れてたわ…
…まぁ、フィンが楽しそうで良かったよ。そうだな、今度は青月にも行ってみたいな」
「あははっ、お友達になってくださいって…今更だな。
俺は大事な本の貸し借りしてる時点でそういうもんだって思ってたけどな」
「俺きっと"炎纏"ってもっと違う使い方もあると思うんだ。当人に作用するエネルギーを別に変換したり
炎の幻視を通して移行したり…今までは本から知識を得るだけだったけど、今後はもっとそれを役立てたり
常用していけるようにしたいんだ。フィンに出会えたから気付けたんだ…。
あれもしてみたいこれもしてみたいって思うようになったのはフィンに出会ったからだよ」
「"本命"だのっていまいちピンとこなかったし、好き合うってのは両親みたいな事を言うんだと思ってた。
あれを見る限り俺には無理だなって思ってたし…でも、例えばフィンが他のやつとって思うと
それはそれでムカツクんだよな…。考えても答えのない問いってのは厄介なもんだな…。
でも人によってソレが違うなら、俺は今のソノ気持ちを大事にしようって思った。
俺はフィンとなら一緒に居たいと思った。この先も、ずっと。」
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▼父:縹【illust/83726946】緋獣国<▽total point≫50>
▼母:アニ【illust/83708742】緋獣国<▽total point≫50>
「父さん今日の食材これくらいでいい?え?今日は母さんの好きなものでまとめた?あぁ…そう。
(いい加減その自覚のない惚気勘弁してくれないかな…まったく)」
「母さん、この間新しい本買ってなかった?深い緑の装丁の…そう、それ。また借りてってもいい?
いつも感謝してるよ。ほんとだってば」
▼兄:香(コウ)【illust/84717706】緋獣国<▽total point≫125>
「なんだ、帰ってたの?……兄さん今回はどの辺行ってきたの、へぇ…なんか変わった事とかあった?」
「な、そんなんじゃない!兄ちゃ…兄さんはいつもそうやってからかうようなこと─…!話すんじゃなかった!
(俺だっていつか兄さんみたいに…なんて恥ずかしすぎて口が裂けても言えない)」
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◆何か不備や問題等ありましたらご連絡頂けると幸いです。
◆キャプション随時更新予定。
◇麦(ムギ) -Mugi-
<緋獣国/男/16歳/162cm/一人称:俺/二人称:あんた>
▼status≫
精神力:pt20
攻撃力:pt60
技巧 :pt40
魔力 :pt-
幸運 :pt5
▼total point≫125
▼運命数≫6
・焔尾彪族【illust/82778985】・食活細胞【illust/82672892】
・月鈴の猫【illust/82673252】
…etc
≫Skill
【炎纏-食活細胞-】炎を纏う事で身体能力が飛躍的に上がる。食後の瞬間火力が特に凄まじい。
【霧纏の呼】霧を纏う事で自身の気配を消散させることができる。
(現状、ムギは未熟で数分しか霧を纏えない)
【炯眼の応】一定範囲に居る生物の姿・気配を余すことなく捕らえ、瞬間的に行動の一手二手先を見る。
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10/06▽素敵なご縁を頂けました!
❖翠才国:モルフィーナ・エインズワースさん【illust/84717593】
食事処でもある自身の家はいつでも賑わっていて、そんな喧騒を抜けるように森で本を読むのが常になっていた。
深閑とした森の中いつもと同じように気を張り巡らせてから本を開こうとしたが、いつもと違う事に気付く。
弱々しく揺らめくそれを辿ると見かけた事の無い片翼の少女が蹲っていた。命に別状は無さそうだと
一度は向き直ろうとしたが、このままでは本に集中出来なさそうだと声を掛けたのが始まりだった─…。
「なんだあんた…そこで何してる?腹でも壊したのか?
まぁ…大事は無さそうだけど、そんな青っ白い顔して平気と言われてもな…
せめてもう少し空気のいいとこに移動した方がいい。そんなとこで蹲ってたら余計参っちまうぞ、肩かすから」
「いや、別にそんな構わない。大層な事したわけでもないしな…。俺が気になったから声掛けた、それだけだ。
っていうか個人情報って……
あはっ、俺の周りで個人情報だのプライバシーだのってそんなの微塵も気にされた事ないな。
なんだ、あんた。いいとこのお嬢さんなのか?あははっ」
「もしかしてまだ"お礼"だなんだって思ってんのか?…礼なんて別に気にする事ないけど…
でも、そうだな。あんたがいいなら他国の本は読んでみたいな。同じような分類でも国に寄って書き方が違うのか…
そもそもがその国に根付いたその国特有のもので他国には無いのかも気になってたんだ」
「そう言えばあんた名前なんっつったっけな…"モルフィーナ"、か…
もうちょっと短くなんないか?愛称?へぇ、"フィン"か。いいな…じゃぁ、フィンで」
「これ基本母さんの書斎から拝借してるものが殆どなんだよ。だからあまり気軽には貸せないけど…
まぁ、フィンなら本の扱いにも慣れてそうだし大事に扱ってくれそうだ。
"礼"だっつっていつもいい本見せてもらってるしな、んー…こんなかだとコレかな、俺のオススメ」
最初は何かと謝ってばかりな彼女を後ろ向きなやつだと思っていた。
だけど、接するうちにその勉強熱心な部分や好きを突き詰めて進めるところ
夢を、目標を、前向きに追いかけているところ。そして少し…積極的なところも…。
今まで自分の事で精一杯だったはずなのに、気付けば彼女の背中を押してあげたいと思うようになっていた。
少し前の自分では考えられないほど、誰かのために何かを成したいと思うようになっていたんだ。
「いつも本だけじゃなくってクッキーだのなんだのもらってばっかだろ?
俺のうちで良ければなんか食ってくか?一応、店だから味は保証するよ」
「ここうるさくないか?平気か?…悪いな、食事時だから賑わってんの忘れてたわ…
…まぁ、フィンが楽しそうで良かったよ。そうだな、今度は青月にも行ってみたいな」
「あははっ、お友達になってくださいって…今更だな。
俺は大事な本の貸し借りしてる時点でそういうもんだって思ってたけどな」
「俺きっと"炎纏"ってもっと違う使い方もあると思うんだ。当人に作用するエネルギーを別に変換したり
炎の幻視を通して移行したり…今までは本から知識を得るだけだったけど、今後はもっとそれを役立てたり
常用していけるようにしたいんだ。フィンに出会えたから気付けたんだ…。
あれもしてみたいこれもしてみたいって思うようになったのはフィンに出会ったからだよ」
「"本命"だのっていまいちピンとこなかったし、好き合うってのは両親みたいな事を言うんだと思ってた。
あれを見る限り俺には無理だなって思ってたし…でも、例えばフィンが他のやつとって思うと
それはそれでムカツクんだよな…。考えても答えのない問いってのは厄介なもんだな…。
でも人によってソレが違うなら、俺は今のソノ気持ちを大事にしようって思った。
俺はフィンとなら一緒に居たいと思った。この先も、ずっと。」
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▼父:縹【illust/83726946】緋獣国<▽total point≫50>
▼母:アニ【illust/83708742】緋獣国<▽total point≫50>
「父さん今日の食材これくらいでいい?え?今日は母さんの好きなものでまとめた?あぁ…そう。
(いい加減その自覚のない惚気勘弁してくれないかな…まったく)」
「母さん、この間新しい本買ってなかった?深い緑の装丁の…そう、それ。また借りてってもいい?
いつも感謝してるよ。ほんとだってば」
▼兄:香(コウ)【illust/84717706】緋獣国<▽total point≫125>
「なんだ、帰ってたの?……兄さん今回はどの辺行ってきたの、へぇ…なんか変わった事とかあった?」
「な、そんなんじゃない!兄ちゃ…兄さんはいつもそうやってからかうようなこと─…!話すんじゃなかった!
(俺だっていつか兄さんみたいに…なんて恥ずかしすぎて口が裂けても言えない)」
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◆何か不備や問題等ありましたらご連絡頂けると幸いです。
◆キャプション随時更新予定。
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2020-10-01 20:53
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