【PFⅣ】留守番【大坑道の魔物】
イベント第一章illust/8503231 ■目覚めたエルヴェは、起きあがった瞬間硬いなにかに頭をぶつけ小さなうめき声をあげました。尚も鈍く痛む箇所を押さえて周囲を見回し、彼はようやく自分がおかれている状況に気付きます。■坑道の調査に向かうという冒険者たちの荷車に乗せてもらったのが数刻ほど前のこと。どうやら、揺られているうちに深い眠りにおちてしまったようです。エルヴェを乗せてくれた一行はすでに鉱山の闇の中らしく、辺りには残った数人の調査員の話し声と坑道の入り口を照らすトーチの火がはぜる音だけが響いていました。■「戻ってきたら、冒険のお話聞かせてくれるかなぁ」
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2010-02-03 13:04
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