豊葦原シリーズの四凶達
皆さん、こんばんは!
いつも私の拙いイラストを閲覧ならびにイイネやブクマして頂き有難うございますm(__)m
今回は古代中国神話に出てくる四柱の悪神・四凶を描きました。
ただし史実に則ったわけではなく、私なりにアレンジを入れたものが含まれますので御了承下さい。
※尚、渾沌と饕餮は過去に描きましたが個人的に描き直したいというものもあり、描き直しました。
渾沌のポーズは前回と全く変わっていませんが悪しからず(; ・`д・´)
【1枚目・渾沌(コントン)】
(史実では)
大きな犬の姿をしており、その名の通り無秩序やカオス(混沌)を司る。
犬のような姿で長い毛が生えており、爪の無い脚は熊に似ている。
目があるが見えず、耳もあるが聞こえない。
脚はあるが、いつも自分の尻尾を咥えてグルグル回っているだけで前に進むことは無く、空を見ては笑っていたとされる。
(脚色したもの)
長年封印されていた影響で邪悪さが薄まり性格は大型犬そのものに近い。
カオスというより『無邪気』を司っており、低い声だが赤ちゃん言葉みたいに話し掛ける。
尻尾を咥えているのは、そうすることでしか最低限の五感が分からず眼鏡と補聴器をつけることで自由に動き回ることが出来るようになった。
犬らしく尻尾の動きで感情が分かり、また「フゴフゴ」と鼻を鳴らしたり「ン゛ッ」のトーンによって嬉しかったり、悲しかったりと分かり易い。
一人称は「ボク」で、仇名は「コンちゃん」。
悪神らしく亜空間を使った戦法を得意とし、無邪気なため善悪の区別がつかない(ただし言い聞かせれば従う)。
ちなみに好きなものは「ビーフジャーキー」。
キャッチコピーは『無邪気な犬神』。
【2枚目・饕餮(トウテツ)】
(史実では)
羊身人面で脇の下にも目がある。
体は牛か羊のようで、人間に似た顔、曲がった角、虎の牙を持ち、爪先はヒヅメではなく人間の爪のようだとされる。
性格は卑怯者で強い者には媚びて平身低頭だが、弱者には容赦なく襲い掛かり、身包み剥いだ上で食べてしまう。
饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るを意味するので名前通り。
とんでもない大悪党だが、後に「饕餮=魔を喰らう」という考えが生まれ、魔除けの意味を持つようになった。
(脚色したもの)
非常にのんびり&ゆったりとしたマイペースな性格で『貪欲』を司る。
常に何か口に入れて頬張っており、気分次第で「食べる?」と食べ物を分けてくれる。
食べ物を食べたり、お金を使うことを至上の喜びとしているがお金を貯めるのも大好き。
四足歩行だが二足歩行になることが多く、またフワフワと低空で空を飛ぶ(というより常に浮いている)。
体毛を硬くしたり、柔らかくする、棘や針のように尖らせることが出来る上、神力で体毛を他の物質や食べ物に変えることも出来る。
一人称は「ボクちん」、口癖は「~~なのねん」、仇名は「テッちゃん」。
ちなみに好きなものは「ラム肉」。
キャッチコピーは『貪欲なる羊神』。
【3枚目・窮奇(キュウキ)】
(史実では)
翼の生えた獰猛な人食い虎。
「人語を理解できる(自身も喋れる)が、とんでもないひねくれ者」とされるようになった。
人が喧嘩していると正しいことを言っている方を食べ、誠実な人がいるとその人の鼻を食べ、悪人がいると獣を捕まえてきてその者に贈り讃えるとしている。
更に風神の一種とされることもあり、日本の風の妖怪・鎌鼬と同一視され、鎌鼬のことを「窮奇」と表記されることもある。
(脚色したもの)
四凶の中で1番悪神らしく、リーダー格でもある。
ひねくれものらしく『天邪鬼』を司っており、善人をとことん嫌って襲う。
しかし他の四凶が自分の欲望に忠実なのか中々、自分の言う事を聞いてくれないため胃痛に悩まされており、突っ込み役になってしまう。
剛腕や牙、翼を持っていることから風を操る力を持っている上に四凶の中で1~2位を争うほど好戦的。
一人称は「俺様」、よく使われる言葉は「ちょっと待て!」。
好きなものは「サーモン」。
キャッチコピーは『天邪鬼の虎神』。
【4枚目・檮杌(トウコツ)】
(史実では)
人面虎足で猪の牙を持ち、四凶の中で最も戦乱を好み、ひたすら戦い続ける戦闘狂。
根っからの戦闘狂で「アホみたいに」凶暴な上にとても尊大かつ頑固な性格。
決して人の話は聞かず、常に荒野を好き勝手に暴れまわり、戦になれば決して退却せず死ぬまで戦い続けるとされる。
(脚色したもの)
手足は史実通り虎足だが顔は猪であり『反骨』を司る。
性格も尊大で頑固だが根っからの寂しがり屋で適度に相手をしないと「構ってくれよー!」と怒り、構い過ぎると「馴れ馴れしいんだよー!」と怒るため面倒臭い。
ただ自分の気持ちを正直に打ち明けることが出来ないツンデレさんで頭を撫でてやると『もっと触れよ』と言わんばかりに前足でチョイチョイとアピールする。
猪突猛進なのだが強く殴られたり、衝撃を受けると「痛いですぜぃ!」「悪かったですぜぃ」と気弱になるため、どこか憎めない可愛らしい一面がある。
一人称は「オイラ」で、口癖は「んだよ~!」、「〇〇よ~!」など反抗的。
好きなものは「ポーク」で仇名は「ボーンちゃん」。
(※初めは「トウちゃん」と呼ぼうとしたら『父親じゃねぇよ~!』と怒り、「コッちゃん」だと言い難く、どうしようかと思っていたらミズギシが「橈骨」と勘違いして骨から「ボーンちゃん」と決めた。初めは嫌がっていたが次第に『ボーンちゃんじゃねぇよー!』と言いながらも返事してくれるため、まんざらではないらしい)。
キャッチコピーは『反骨なる猪神』。
いつも私の拙いイラストを閲覧ならびにイイネやブクマして頂き有難うございますm(__)m
今回は古代中国神話に出てくる四柱の悪神・四凶を描きました。
ただし史実に則ったわけではなく、私なりにアレンジを入れたものが含まれますので御了承下さい。
※尚、渾沌と饕餮は過去に描きましたが個人的に描き直したいというものもあり、描き直しました。
渾沌のポーズは前回と全く変わっていませんが悪しからず(; ・`д・´)
【1枚目・渾沌(コントン)】
(史実では)
大きな犬の姿をしており、その名の通り無秩序やカオス(混沌)を司る。
犬のような姿で長い毛が生えており、爪の無い脚は熊に似ている。
目があるが見えず、耳もあるが聞こえない。
脚はあるが、いつも自分の尻尾を咥えてグルグル回っているだけで前に進むことは無く、空を見ては笑っていたとされる。
(脚色したもの)
長年封印されていた影響で邪悪さが薄まり性格は大型犬そのものに近い。
カオスというより『無邪気』を司っており、低い声だが赤ちゃん言葉みたいに話し掛ける。
尻尾を咥えているのは、そうすることでしか最低限の五感が分からず眼鏡と補聴器をつけることで自由に動き回ることが出来るようになった。
犬らしく尻尾の動きで感情が分かり、また「フゴフゴ」と鼻を鳴らしたり「ン゛ッ」のトーンによって嬉しかったり、悲しかったりと分かり易い。
一人称は「ボク」で、仇名は「コンちゃん」。
悪神らしく亜空間を使った戦法を得意とし、無邪気なため善悪の区別がつかない(ただし言い聞かせれば従う)。
ちなみに好きなものは「ビーフジャーキー」。
キャッチコピーは『無邪気な犬神』。
【2枚目・饕餮(トウテツ)】
(史実では)
羊身人面で脇の下にも目がある。
体は牛か羊のようで、人間に似た顔、曲がった角、虎の牙を持ち、爪先はヒヅメではなく人間の爪のようだとされる。
性格は卑怯者で強い者には媚びて平身低頭だが、弱者には容赦なく襲い掛かり、身包み剥いだ上で食べてしまう。
饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るを意味するので名前通り。
とんでもない大悪党だが、後に「饕餮=魔を喰らう」という考えが生まれ、魔除けの意味を持つようになった。
(脚色したもの)
非常にのんびり&ゆったりとしたマイペースな性格で『貪欲』を司る。
常に何か口に入れて頬張っており、気分次第で「食べる?」と食べ物を分けてくれる。
食べ物を食べたり、お金を使うことを至上の喜びとしているがお金を貯めるのも大好き。
四足歩行だが二足歩行になることが多く、またフワフワと低空で空を飛ぶ(というより常に浮いている)。
体毛を硬くしたり、柔らかくする、棘や針のように尖らせることが出来る上、神力で体毛を他の物質や食べ物に変えることも出来る。
一人称は「ボクちん」、口癖は「~~なのねん」、仇名は「テッちゃん」。
ちなみに好きなものは「ラム肉」。
キャッチコピーは『貪欲なる羊神』。
【3枚目・窮奇(キュウキ)】
(史実では)
翼の生えた獰猛な人食い虎。
「人語を理解できる(自身も喋れる)が、とんでもないひねくれ者」とされるようになった。
人が喧嘩していると正しいことを言っている方を食べ、誠実な人がいるとその人の鼻を食べ、悪人がいると獣を捕まえてきてその者に贈り讃えるとしている。
更に風神の一種とされることもあり、日本の風の妖怪・鎌鼬と同一視され、鎌鼬のことを「窮奇」と表記されることもある。
(脚色したもの)
四凶の中で1番悪神らしく、リーダー格でもある。
ひねくれものらしく『天邪鬼』を司っており、善人をとことん嫌って襲う。
しかし他の四凶が自分の欲望に忠実なのか中々、自分の言う事を聞いてくれないため胃痛に悩まされており、突っ込み役になってしまう。
剛腕や牙、翼を持っていることから風を操る力を持っている上に四凶の中で1~2位を争うほど好戦的。
一人称は「俺様」、よく使われる言葉は「ちょっと待て!」。
好きなものは「サーモン」。
キャッチコピーは『天邪鬼の虎神』。
【4枚目・檮杌(トウコツ)】
(史実では)
人面虎足で猪の牙を持ち、四凶の中で最も戦乱を好み、ひたすら戦い続ける戦闘狂。
根っからの戦闘狂で「アホみたいに」凶暴な上にとても尊大かつ頑固な性格。
決して人の話は聞かず、常に荒野を好き勝手に暴れまわり、戦になれば決して退却せず死ぬまで戦い続けるとされる。
(脚色したもの)
手足は史実通り虎足だが顔は猪であり『反骨』を司る。
性格も尊大で頑固だが根っからの寂しがり屋で適度に相手をしないと「構ってくれよー!」と怒り、構い過ぎると「馴れ馴れしいんだよー!」と怒るため面倒臭い。
ただ自分の気持ちを正直に打ち明けることが出来ないツンデレさんで頭を撫でてやると『もっと触れよ』と言わんばかりに前足でチョイチョイとアピールする。
猪突猛進なのだが強く殴られたり、衝撃を受けると「痛いですぜぃ!」「悪かったですぜぃ」と気弱になるため、どこか憎めない可愛らしい一面がある。
一人称は「オイラ」で、口癖は「んだよ~!」、「〇〇よ~!」など反抗的。
好きなものは「ポーク」で仇名は「ボーンちゃん」。
(※初めは「トウちゃん」と呼ぼうとしたら『父親じゃねぇよ~!』と怒り、「コッちゃん」だと言い難く、どうしようかと思っていたらミズギシが「橈骨」と勘違いして骨から「ボーンちゃん」と決めた。初めは嫌がっていたが次第に『ボーンちゃんじゃねぇよー!』と言いながらも返事してくれるため、まんざらではないらしい)。
キャッチコピーは『反骨なる猪神』。
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2020-11-19 00:32
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