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祝!ゆっくり文庫7周年

 いつもお世話てんこ盛りのゆっくり文庫さん7周年の記念に描かせていただいたファンアートです。

 デジタル不慣れな上に、わからん所を調べながら描いたので恐ろしく時間がかかった。塗りに悪戦苦闘し心が折れまくり、なんとか完成まで漕ぎ着けた色々な意味で教訓となったイラスト。

↓ここからは自分用メモという名の反省。読まずにスルー推奨。

 まず、ちゃんとしたイラストを描きたいなら、なによりラフをしっかり詰める。

 線画の時点でデジタルにありがちな「おかしいと思うところ直したらバランス崩れた気がして延々と修正し続ける地獄」に陥り、這い出すまで非っ常~に時間を要した(←アホ)。特に服のシワは考えて描く。

 今回一番難儀だったのは色!下塗りはサクサクいったモノの影色に何を置いていいかわからなくなって思考停止。単純な色味だとあっさりし過ぎて納得できず悩んだ。目だけは肥えている大人の弊害とも言える。色相学の基本にまで踏み込んでなんとかなった(本当はなってない)。

 ラフを詰めたら簡単に色を置いて光源を意識しつつ使う色を決めておく。メインの色をパレットに整理しつつ保存。
 影色は暖色寒色に置くものを統一。肌は別。陰と影の影色の描き方もラフの時点で決める。照り返しとかはもう少しレベルアップしたら考える。

 今回もっと簡単な塗りにしようと思ってたのに下手に欲をだして半端な厚塗り風になってしまった。これもラフの時点でイメージを固めてなかったせい。
 理想と自分の実力を秤にかけなかった。圧倒的に経験と実力が足りてない。

 塗りの講座を複数見てしまい落としどころが分からなくなったのも失敗。ありがたいことに講座や動画を沢山の先輩方が上げてくださっている。が!有り過ぎて迷子になる!ついアレコレ追ってしまう。
 次はあえて絞って「今回はこのやり方で塗る」と決めて描いてみよ。

 ヘタにボカシや難しいブラシを使わないで、とにかく今は慣れること、早く描けるようになりたいな。
 自分のスタイルなんてあやふやなんだから試していくしかないっちゅーの。 

 色々葛藤はあった。でも楽しかった!
 途中イヤになりつつも(←自分のヘタさ、詰めの甘さに)そこを越えたら面白くて一気に描けた。
 特にビールジョッキのロゴがそれなりに貼れた(素材を保存→背景を投げ縄で選択して透明化→縮小してパース、メッシュ変形で曲面に合わせて変形→加算発光レイヤーでハイライト)時は爽快だった。この達成感があるから、みんな苦しい時があっても、得にならないと思い知ることがあっても、好きなことがやめられないのかなと感じた。

 みんなどMだ。
 

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2020-11-19 14:10

 大江戸ナオ


Comments (4)

2020-11-25 14:06

>みんなどMだ。 すごいうなずいてしまいましたw

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蓝色蜥蜴卡雷 2020-11-21 08:57

\ 魔理沙 /

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