【HD近鉄36】名阪甲特急をぶちこんでやる!!【80000系】
近畿日本鉄道80000系:
2020年登場。近鉄としては、令和へと元号が変わってから最初に登場した特急車両である。
「今後の近鉄特急の在り方」を模索する過程で、それまでの「いかにして座席定員を稼ぐか?」というコンセプトから逆行し
「乗客が満足するにはどれくらいの座席空間が必要か?」といったコンセプトが打ち出された結果、50000系「しまかぜ」(illust/36949067)が誕生していたが、
この「しまかぜ」が好評を以て迎え入れられていたため、同種のコンセプトを速達便である名阪甲特急に導入するに至り、新型特急車両の製造となった。
これが80000系であり、21000系「アーバンライナーplus」(illust/38811476)や21020系「アーバンライナーnext」(illust/38707462)の直系の後継車種ともいえる。
車輌愛称は「ひのとり」。
室内はまさに「アーバンライナー」系列の進化形と呼べるもので、バックシェル付きのリクライニングシートを採用することで
リクライニングシートに起因するストレス軽減を図っている。さらに全席にモバイル・ノートPC充電用のコンセントを装備したり、
大型テーブルを設置したりと「おもてなし」の発想が随所に盛り込まれている。
先頭車両はハイデッカー構造の展望車でもあるプレミアム車両とされており、座席は2列+1列の電動リクライニングシートである。
シートピッチは近鉄の特急用車両では最も広い1300mmで、「しまかぜ」の1250mmと比較しても広く、
JR東日本の新幹線E5系(illust/24838347)のグランクラスにも匹敵するものである。
レッグレストやヘッドレストも電動式で、さらにはシートヒーターや読書灯も備える。
中間車はシートピッチ1160mmのレギュラーシート。リクライニングこそ手動であるが新幹線やJR特急のグリーン車に匹敵する設備であり、
「アーバンライナー」と比較してもグレードの高い車両である。
他にも全車フリーWi-Fiを装備したり、引き立てのコーヒーを楽しめるカフェスポットを設置したり、
まさに至れり尽くせりといった言葉がふさわしい。
メカニズム面ではSiC-VVVFインバーター制御を近鉄の電車として初採用、主電動機も密閉型誘導電動機とされるなど最新技術が惜しみなく投入されている。
とにかく室内のグレードがそれまでの特急車と比較しても高いため、「ひのとり特別車両料金(ひのとり料金)」を支払う必要があり、「アーバンライナー」に比べると割高であるうえ「名阪チケレス割」の対象外であるため割引効果も少ない。
とはいえ、「しまかぜ」に適用される「しまかぜ特別車両料金(しまかぜ料金)」よりは安価に抑えられ、
ビジネスユースを考慮した価格設定となっている。
この車両の登場により「アーバンライナー」は名阪甲特急の座を退きつつあり、順次停車駅の多い名阪乙特急に転用されている。
これによって経年劣化が進み、喫煙室設置の対象外とされている12200系「スナックカー」(illust/68555678)は置き換えられることとなる。
2020年登場。近鉄としては、令和へと元号が変わってから最初に登場した特急車両である。
「今後の近鉄特急の在り方」を模索する過程で、それまでの「いかにして座席定員を稼ぐか?」というコンセプトから逆行し
「乗客が満足するにはどれくらいの座席空間が必要か?」といったコンセプトが打ち出された結果、50000系「しまかぜ」(illust/36949067)が誕生していたが、
この「しまかぜ」が好評を以て迎え入れられていたため、同種のコンセプトを速達便である名阪甲特急に導入するに至り、新型特急車両の製造となった。
これが80000系であり、21000系「アーバンライナーplus」(illust/38811476)や21020系「アーバンライナーnext」(illust/38707462)の直系の後継車種ともいえる。
車輌愛称は「ひのとり」。
室内はまさに「アーバンライナー」系列の進化形と呼べるもので、バックシェル付きのリクライニングシートを採用することで
リクライニングシートに起因するストレス軽減を図っている。さらに全席にモバイル・ノートPC充電用のコンセントを装備したり、
大型テーブルを設置したりと「おもてなし」の発想が随所に盛り込まれている。
先頭車両はハイデッカー構造の展望車でもあるプレミアム車両とされており、座席は2列+1列の電動リクライニングシートである。
シートピッチは近鉄の特急用車両では最も広い1300mmで、「しまかぜ」の1250mmと比較しても広く、
JR東日本の新幹線E5系(illust/24838347)のグランクラスにも匹敵するものである。
レッグレストやヘッドレストも電動式で、さらにはシートヒーターや読書灯も備える。
中間車はシートピッチ1160mmのレギュラーシート。リクライニングこそ手動であるが新幹線やJR特急のグリーン車に匹敵する設備であり、
「アーバンライナー」と比較してもグレードの高い車両である。
他にも全車フリーWi-Fiを装備したり、引き立てのコーヒーを楽しめるカフェスポットを設置したり、
まさに至れり尽くせりといった言葉がふさわしい。
メカニズム面ではSiC-VVVFインバーター制御を近鉄の電車として初採用、主電動機も密閉型誘導電動機とされるなど最新技術が惜しみなく投入されている。
とにかく室内のグレードがそれまでの特急車と比較しても高いため、「ひのとり特別車両料金(ひのとり料金)」を支払う必要があり、「アーバンライナー」に比べると割高であるうえ「名阪チケレス割」の対象外であるため割引効果も少ない。
とはいえ、「しまかぜ」に適用される「しまかぜ特別車両料金(しまかぜ料金)」よりは安価に抑えられ、
ビジネスユースを考慮した価格設定となっている。
この車両の登場により「アーバンライナー」は名阪甲特急の座を退きつつあり、順次停車駅の多い名阪乙特急に転用されている。
これによって経年劣化が進み、喫煙室設置の対象外とされている12200系「スナックカー」(illust/68555678)は置き換えられることとなる。
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HD鉄道シリーズ【近鉄篇】
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2020-11-28 20:45
Comments (3)
ひのとりか、俺としてはしまかぜみたいにデラックスシートの後ろのテーブルが無いのが欠点だな、一度乗ってみたい車両ですな、関東に住んでいると中々乗れないひのとりだからな。
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