【創作漫画】1章-ココロの怪物 3話-アゼロの固有能力③
「君たちには何か考えがあるようだね」
「大好きだよ、おねえちゃん」
「アゼロがきっかけを与えた…?」
とある一室で目が覚めた『ヒューマ』と呼ばれる人型のイキモノの子供、アゼロは自分の名前以外の記憶を失っていたが、街で怪物が暴れている中で自分の能力「同期」を思い出す。姉が怪物になってしまった少女、カーラの想いを姉の立場であるムクロが同じ姉であろう怪物に呼びかけるがその声は届かない。そこへ薬師のヤクゼンと女医のヒトミンが駆けつけてくれた。ヤクゼンはアゼロの姿を見てやや戸惑うも、怪物が襲ってきた際には自身が得意とする風の魔法「旋風」で怪物を転倒させる。そのままトドメを刺そうとしたところをフランが止める。カーラと同じ妹の立場であるフランは、アゼロの話を聞いているうちにカーラが怪物になってしまった姉を元に戻せるのではないかと考えるようになったのだ。フランの話を聞き、手を止めるヤクゼン。怪物のココロの声を聞き取れるアゼロが皆に「妹に迷惑をかけてしまうことに対し謝り続ける姉の言葉」を伝えると遂にカーラが動き出す。自分の思い、そして大好きの気持ちを伝えると怪物はカーラの姉、カーリンの姿を取り戻した。アゼロの怪我もあったものの、ひとまず今回の怪物騒動は収まったので、アゼロはムクロ、フラン、そしてアゼロたちを心配して探しに来てくれた宿屋の主人フロッセと料理人コッホと共に皆で宿屋へ帰るのだった。
「全ての物語は繋がっている」を信条に、オリジナリティ強めの世界観と多種族ファンタジーな一次創作漫画を隔月で1話完成目指して執筆中。アゼロくんの物語はまだまだ始まったばかりなので、2021年も見てくださると嬉しいです。
「大好きだよ、おねえちゃん」
「アゼロがきっかけを与えた…?」
とある一室で目が覚めた『ヒューマ』と呼ばれる人型のイキモノの子供、アゼロは自分の名前以外の記憶を失っていたが、街で怪物が暴れている中で自分の能力「同期」を思い出す。姉が怪物になってしまった少女、カーラの想いを姉の立場であるムクロが同じ姉であろう怪物に呼びかけるがその声は届かない。そこへ薬師のヤクゼンと女医のヒトミンが駆けつけてくれた。ヤクゼンはアゼロの姿を見てやや戸惑うも、怪物が襲ってきた際には自身が得意とする風の魔法「旋風」で怪物を転倒させる。そのままトドメを刺そうとしたところをフランが止める。カーラと同じ妹の立場であるフランは、アゼロの話を聞いているうちにカーラが怪物になってしまった姉を元に戻せるのではないかと考えるようになったのだ。フランの話を聞き、手を止めるヤクゼン。怪物のココロの声を聞き取れるアゼロが皆に「妹に迷惑をかけてしまうことに対し謝り続ける姉の言葉」を伝えると遂にカーラが動き出す。自分の思い、そして大好きの気持ちを伝えると怪物はカーラの姉、カーリンの姿を取り戻した。アゼロの怪我もあったものの、ひとまず今回の怪物騒動は収まったので、アゼロはムクロ、フラン、そしてアゼロたちを心配して探しに来てくれた宿屋の主人フロッセと料理人コッホと共に皆で宿屋へ帰るのだった。
「全ての物語は繋がっている」を信条に、オリジナリティ強めの世界観と多種族ファンタジーな一次創作漫画を隔月で1話完成目指して執筆中。アゼロくんの物語はまだまだ始まったばかりなので、2021年も見てくださると嬉しいです。
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2020-12-31 00:48
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