無題

一年少しの間、私は僕の息の根を止め続けました.その後何度も何度もその行為を繰り返してきました.もう必要はないと分かっていながら、しかし手にかけずにはいられなかったのです.繰り返す中で身に染み付いてしまった行いは、何も知らずとも罪を犯した罰でしょうか.
それならば赦される日はくるのでしょうか.こうして僕が手を広げて見せたものに、私が笑うようになったことを知ればまた、名も知らぬ誰かは私たちを咎めるでしょうか.
どうか僕と私の世界がどこまでも静かで、安らかであることを願います.この身がどんな苦痛に晒されようともこの魂たちだけは穏やかでありますように.
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2021-01-07 20:27


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