色彩団・宙良光琉（リメイク版）

　久しぶりに色彩団幹部イラストのリメイクを載せます！

　今回は４０番目に加担する宙子隊長こと宙良光琉（ソラ　ヒカル）のリメイクイラストです。

　彼女は豊葦原とは別の月面王国と呼ばれる国の王女で気高く凛々しく、上品な言葉遣いをするまごうことなき『王女』と呼ぶに相応しい人です。

　また月面王国の王女として公務をする傍ら、宇宙格闘技の覇者として君臨しており定期的に格闘大会を開催しては自らの選手として出場し、国民達に夢と希望を与えています。

　そんな宙良の密かな趣味は恋愛小説を書くことで、主に自分が物語のキャラクターに当てはめて書いていくスタイルであり『白馬に乗った王子様が私を迎えに来てくれる』という乙女チックな一面があります。

　このまま月面王国の王女、そして格闘技の覇者として一生を終える運命だと思いきや色彩団当主である足川元昭（illust/84547853）が、ひょんな事から個人的にして不純な動機から月面王国に侵攻してしまいます。

　これまで月面王国の大臣達が宙良に縁談を進めていましたが、会う人どれもこれもが大臣の親戚だったりとかしてあくまで月面王国王家の名前と権力ばかり欲しがる殿方ばかりだったため、うんざりしていた宙良だが色彩団の奇襲で月面王国は大打撃を受けてしまう。

　宙良は民達や王国を護るため側近騎士と共に闘うも、足川の『織姫を迎えに来た彦星でおじゃ！　麿に従え～！』と叫びに彼女はここで漸く「大臣の身内とは全く違う者が自分を迎えに来てくれた」と思い込み、また彼女は自分より強い殿方が好みであったが故に、統率のとれた色彩団を率いる足川の姿にすっかり惚の字になってしまう。

　紆余曲折を経て月面王国は、そのまま色彩団と同盟を組む形になり王国ならではの科学力を色彩団が手にしたことで新たな力を得る切っ掛けとなってしまう。

　宙良は色彩団加入後、宇宙開発局の局長に就任して愛する当主のために日々精進する。

　また彼女を筆頭に月面人はフタナリであり、男性にも女性にも身体を変化させることは可能なのだが当主は彼女がフタナリという理由で求愛を頑なに拒んでいる（その度に宙良は『愛に種族や肉体は関係ありませんわ。まだ私の真心が伝わらないようですわ』と前向きに取り組む）。

　一人称は「私（わたくし）」、武器は「光彩輪刀」だが武器が無くても宇宙格闘技を使えるため戦闘面ではかなりの使い手である。

　ちなみに勾坂台与（illust/86246856）とは当主の伴侶候補としてライバルであり、良き友となっている。

・宙良光琉の理力《宇宙闘法（コズミックファイト）》
【能力】
　惑星や宇宙に関する特色を肉体に宿して攻撃する

【利点】
　物理的に不可能な技（重力を出す、太陽の弾を出すなど）を駆使できる

【欠点】
　氣功である程度の威力が軽減してしまう