一つの可能性としての世界(修正)

こないだ投稿した絵を改めて見てみると、影を入れたいと思った。
レイヤーもへったくれもないPC標準装備のペイントだけで色塗った。
影入れるだけで二時間かかった貧乏は時間をやたらと盗られる不幸。

以下、修正前の方の絵に付けたキャプション。

———

言うかどうか迷っていたのだが、
小生は時々、全てが総覧出来る「場所」のような処で物語を探している。
あの所謂「場所」が何なのか自分でさえ分からないのだが、
あの場所にいると時々、遠くや近くで、光った様な感覚と共に何らかの物語を視る。
いつもは何も分からないのだが、ふとした瞬間にピントが合って人の「人生」や、何処か遠くの世界が歩んだ軌跡を視る。

一体あの場所と空間は何なのか、何を示しているのか。
何年も見てきて、一つ分かった事は、
「有る」事。

森羅万象あらゆる現象物事が存在していて、
怒り、悲しみ、楽しさ、嬉しさといった感情や、
物理や精神、時間、生と死といった現象が漂っている具合で、
それらの法則等を適当に幾つか採用して作られた宇宙が数え切れないほど生まれたり消えたりしている様に見える。

小生のいる世界とは違う法則を採用しているからなのか、
漫画もアニメも小説も演劇も音楽も神話も何もかも、平行世界も多元世界も何もかも
ほぼ全てが肯定され実現していて存在しているみたい。

小生は、
順序立っていて道理が通っていてストーリーとして成り立つ自分達のいる世界やそれに似た世界から千切れて漂う、
不条理等を拾って表現する事が好きなのであり、得意でもあるのだが、
それだけではつまらないので、あと食っていけないので、伝えたくなる物語を探している。

しかし、あの見に行ける空間。
それすらも小生の無責任な只の妄想の類なのだろうか、
分からない。

常々世界の全てを知りたいと思う小生なのだが、
分かる時は来るのだろうか。

———

という経験を、
言うかどうか迷っていたのだが、
やうやっと一応納得できる再現風景を描けたので自分記念に投稿。

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2021-02-21 00:00

 ちゃわかし


Comments (2)

ごむかた 2021-02-21 01:28

私は以前、ちゃわかしさんのお描きになる女性キャラを、「芳文社の4コマ誌向きの新感覚の萌えキャラ」と評価いたしましたが、 これだけ深遠な絵とストーリーを創作できるのでしたら、pixiv FACTRORYで同人誌に作って、BOOTHで売れますよ。

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