【PFMOH】献花のアンニ【商人】

「あなた様がわたくしを残して逝くとき、わたくしは最後に見る花となりましょう」
「あなた様がわたくしと共に逝くとき、わたくしが最初に添う花となりましょう」

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アンニ・マリー

◆
アンニ・マリーは旅する商人だ。
彼女は冒険に挑むもの、戦いに赴くもの――死が近くにあるもの達に強く惹かれている。

彼女はエデンの地へと挑むもの達へその財力を分け与え、献身を惜しまないだろう。
もっとも、それを行うのは彼女の忠実な従者たち――しばしば形を持たず、言葉を発することはない――である。

彼女は自ら登らず、運ばず、また戦わない。
エデンへと挑む最前線にあって、ただ座して微笑みかけるのみである。
そうして、あるものが死に往くときには、彼女はその死に添う花となるだろう。

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【職業】商人
【身長】155cm
【一人称/二人称】わたくし　 /あなた様、(名前や職業)様
【戦闘能力】皆無(本体)　 /役に立たない程度(下僕)
【商品傾向】冒険者用のアイテムを幅広く取りそろえる。

生活品や探索向けのものが多く、鎧や剣などの単純な武具は取り扱わない。
一部のアイテムは効能だけを聞き仕入れたため、用法を知らないことがある。
また、趣味として花を多く仕入れる傾向にある。

【性格】お淑やかである。物腰柔らかく、淑女然とした振る舞いを好む。

戦闘には参加せず「がんばってくださいませ」というばかりではあるが、アイテムによるサポートや従者を囮として貸し出す程度の助力は惜しまない。

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死に魅入られた少女

◆
アンニ・マリーは裕福な家庭に生まれ、淑女として育った。
彼女は多くのものを惹きつけたが、それは良いものばかりではなかった。
　――死が、彼女に求婚したのである。

◆◆
孤独の身となった少女を憐れんだ旅商人がいた。
商人は少女の師となり、商いを教えた。幸運なことに、少女には才能があった。

一人前となった少女に、師は餞別として従者を贈った。
　――これが、彼女と師の今生の別れとなった。

◆◆◆
旅商人となったアンニは各地を歩く。
志半ばに散っていく冒険者や戦士たちに彼女が抱いたのは、哀れみだった。
　「せめてその最期を安らかなものにできれば」

　――彼女は、自らを"花"とすることに決めた。

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PFMOH、二章からの参加です。
知人、友人、因縁関係などご自由にどうぞ。
ライフ◆◆◇

企画元→【illust/87556705】
ロゴお借りしました→【illust/87720297】

孤独に死んだ方、その死を看取ります。
パーティを組んでくださる方、離別を飾る花はいかが？

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パーティ
（章毎に解散します）

◆第二章
【魔術師】黒枝のナツメ
→【illust/88459424】

◆第三章
【探索者】アズレム /Azrem
→【illust/88129612】

【魔術師】悪食のコルテノール
→【illust/88312185】

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企画は不慣れですが、なにとぞ仲良くして頂ければ嬉しいです。
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