【PFMOH非公式イベント】白亜の死神 調査・討伐依頼
PFMOH非公式イベントとなります。
参加タグ:白亜の死神
目的:白亜の死神の実態調査、および討伐となります。
出現場所:世界蔦
目標数:3件で調査完了、5件で討伐成功となります。(イメレス任意、タグでお気軽にご参加ください)
報酬は1キャラ1個までになります。
期間:2章結果発表まで
参加方法:白亜の死神との遭遇、戦闘をする作品に参加タグをつけて投稿してください。
3/28追記:投稿数 5件 【白亜の死神】が討伐されました!!!ご参加ありがとうございます!!!
◆参加報酬◆
浄化の黄玉
毒・呪いを打ち消す宝石。売ると高く売れる
【ID末尾・奇数でドロップ】
湾曲のスカーフ
敵からの攻撃を一度逸らすことができる
【ID末尾・偶数でドロップ】
【とある噂話】
ヘヴン中層にある『世界蔦』には噂話がある。
世界蔦は異界にも伸びており、冒険者を異界に誘い迷わせるそうな。
そして、世界蔦には異界の者が現れる。
道のように草木が枯れていたらすぐその場を離れた方がいい。
蹄鉄が聞こえたら音を立てずに息をひそめて身を隠すべきだ。
白亜の死神が君の命を摘み取りに側まできているのだから。
勇敢に立ち向かうならば、命の輝きを示すといい。
死神であれど騎士として君に敬意を示そう。
潜み耐えたもの、奮い立ち試練を超えたものに福音を授けるそうな。
汝らの道に祝福があらんことを
──────────────────────────────────
『忘れるな、此処は人を拒む土地である』
数多の冒険者を死の境界に誘った森が口を開けている。
次なる命を待ちわびてるように暗い森、世界蔦の中を歩んでいく。
私は頂から世界を見下ろしてみたいと、その一心で調査隊に参加しヘヴンを登る。
崇高な思想もなければ、苛烈な使命感もない、無理なら下山すればいい。
調査隊には申し訳ないが、安全が確立された道が見つかってから登ればいいのだから。
『喜べ、汝らの命は侵されるものである』
そんな時だ、蹄鉄の音が辺りに響いた。過酷な山に似つかわしくない高貴な音。
人の足で登ってくるのもやっとなのに、一体誰が…
唐突に、あの噂を思い出した『世界蔦には異界の者が現れる』と
ふいに目の前に赤い花が咲いた、黒い果実を落して。
熱い花弁が弧をえがき、命の香りをまとい蜜が頬を伝う。
『さぁ、崇めよ 人に与えられた福音である』
蹄鉄の音を響かせて、暗い洞から蒼白い馬が現れる。
馬上にいるのは白い鎧をまとった女騎士、その手には花を咲かせた禍々しい鎌を携えて、
我々調査隊を見据えたまま静かに歩みよる。
『さぁ、畏れよ。命に囚われた宿業である』
悲鳴が、恐怖が、怒号が、混乱が、場を支配する。
思考が止まる、息が苦しい、感覚が痺れる、目が《あれ》から離せない。
ある者は赤い花を咲かせ、ある者は干からび枯れ果てていく。
嫌だ、ここで死ぬのは、殺されて終わるのは違うのだと叫びたくなる。
『〈悲嘆〉することなかれ、死は至高の喜びである』
そんな思いとは裏腹に、黒い影が振り落とされーーー
『これは災悪である』
参加タグ:白亜の死神
目的:白亜の死神の実態調査、および討伐となります。
出現場所:世界蔦
目標数:3件で調査完了、5件で討伐成功となります。(イメレス任意、タグでお気軽にご参加ください)
報酬は1キャラ1個までになります。
期間:2章結果発表まで
参加方法:白亜の死神との遭遇、戦闘をする作品に参加タグをつけて投稿してください。
3/28追記:投稿数 5件 【白亜の死神】が討伐されました!!!ご参加ありがとうございます!!!
◆参加報酬◆
浄化の黄玉
毒・呪いを打ち消す宝石。売ると高く売れる
【ID末尾・奇数でドロップ】
湾曲のスカーフ
敵からの攻撃を一度逸らすことができる
【ID末尾・偶数でドロップ】
【とある噂話】
ヘヴン中層にある『世界蔦』には噂話がある。
世界蔦は異界にも伸びており、冒険者を異界に誘い迷わせるそうな。
そして、世界蔦には異界の者が現れる。
道のように草木が枯れていたらすぐその場を離れた方がいい。
蹄鉄が聞こえたら音を立てずに息をひそめて身を隠すべきだ。
白亜の死神が君の命を摘み取りに側まできているのだから。
勇敢に立ち向かうならば、命の輝きを示すといい。
死神であれど騎士として君に敬意を示そう。
潜み耐えたもの、奮い立ち試練を超えたものに福音を授けるそうな。
汝らの道に祝福があらんことを
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『忘れるな、此処は人を拒む土地である』
数多の冒険者を死の境界に誘った森が口を開けている。
次なる命を待ちわびてるように暗い森、世界蔦の中を歩んでいく。
私は頂から世界を見下ろしてみたいと、その一心で調査隊に参加しヘヴンを登る。
崇高な思想もなければ、苛烈な使命感もない、無理なら下山すればいい。
調査隊には申し訳ないが、安全が確立された道が見つかってから登ればいいのだから。
『喜べ、汝らの命は侵されるものである』
そんな時だ、蹄鉄の音が辺りに響いた。過酷な山に似つかわしくない高貴な音。
人の足で登ってくるのもやっとなのに、一体誰が…
唐突に、あの噂を思い出した『世界蔦には異界の者が現れる』と
ふいに目の前に赤い花が咲いた、黒い果実を落して。
熱い花弁が弧をえがき、命の香りをまとい蜜が頬を伝う。
『さぁ、崇めよ 人に与えられた福音である』
蹄鉄の音を響かせて、暗い洞から蒼白い馬が現れる。
馬上にいるのは白い鎧をまとった女騎士、その手には花を咲かせた禍々しい鎌を携えて、
我々調査隊を見据えたまま静かに歩みよる。
『さぁ、畏れよ。命に囚われた宿業である』
悲鳴が、恐怖が、怒号が、混乱が、場を支配する。
思考が止まる、息が苦しい、感覚が痺れる、目が《あれ》から離せない。
ある者は赤い花を咲かせ、ある者は干からび枯れ果てていく。
嫌だ、ここで死ぬのは、殺されて終わるのは違うのだと叫びたくなる。
『〈悲嘆〉することなかれ、死は至高の喜びである』
そんな思いとは裏腹に、黒い影が振り落とされーーー
『これは災悪である』
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2021-03-21 10:22
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