【PFMOH】道【剣の尾根】
「……大丈夫です、周囲に魔物の気配はありません」
「感謝するぞグレイス殿!ではいざ、一路ヘヴンへ進むとしよう!」
「アンクス、魔物でも落石でもおそってきたら貴方がたてになりなさい。いいわね」
「……こりゃまた、手厳しいヒメサマだな」
尾根を歩く途上、同じ登山者と見受けた三人に声をかけて同行させてもらうことにした。
一人は耳が良く、一人は随分幼く、一人はどうやら狂っていた。
だがまあ、このはがね人は一応話が通じるようだし、適当な所まで共にゆく分には問題ないだろう。
道は初めから道なのではなく、誰かが歩いた跡が道になるのだと聞く。
随分人里から離れたが、確かにここに〝道″はあった。
誰かが踏み固めた跡、邪魔な岩をどけた痕跡、急峻な場所にかけられた鎖。
───そして、その所々に見受けられた誰かの〝落とし物″
ここに来たのは自分たちが最初ではない。
今より前に誰かがやってきて、意図的かそうでないとしても、後に続く誰かが歩く道を作っていた。
ヘヴンに挑戦する冒険者は数多く、彼ら彼女らは今も道を作っている訳だ。
行けるところまで行ってみるつもりだが、さてさて、どこまでこの道が続いているのだろうか。
◆
パーティ結成できたので剣の尾根一緒に歩いてみたかったという絵ですヤッター!
先頭を歩くのが騎士のアンクスさんで、グレイス君は耳がいいので周囲の索敵・警戒担当というイメージでした。
ウィラハは他人の事は基本的に呼び捨てですが、アンクスさんの前だと怒られそうなのでヒヨシャさんをヒメサマと呼ぶことにしました。アンクスさんがいない時は普通に呼び捨てです。
◆
お借りしました(敬称略)
廃華のアンクスと偽姫ヒヨシャ【illust/88156512】
遠耳のグレイス【illust/87902452】
◆
自キャラ
ウィラハ【illust/88628855】
この投稿でライフ+1→現在ライフ3:♥♥♥
◆
企画元: Mountain of Heaven pixivファンタジア外伝【illust/87556705】
「感謝するぞグレイス殿!ではいざ、一路ヘヴンへ進むとしよう!」
「アンクス、魔物でも落石でもおそってきたら貴方がたてになりなさい。いいわね」
「……こりゃまた、手厳しいヒメサマだな」
尾根を歩く途上、同じ登山者と見受けた三人に声をかけて同行させてもらうことにした。
一人は耳が良く、一人は随分幼く、一人はどうやら狂っていた。
だがまあ、このはがね人は一応話が通じるようだし、適当な所まで共にゆく分には問題ないだろう。
道は初めから道なのではなく、誰かが歩いた跡が道になるのだと聞く。
随分人里から離れたが、確かにここに〝道″はあった。
誰かが踏み固めた跡、邪魔な岩をどけた痕跡、急峻な場所にかけられた鎖。
───そして、その所々に見受けられた誰かの〝落とし物″
ここに来たのは自分たちが最初ではない。
今より前に誰かがやってきて、意図的かそうでないとしても、後に続く誰かが歩く道を作っていた。
ヘヴンに挑戦する冒険者は数多く、彼ら彼女らは今も道を作っている訳だ。
行けるところまで行ってみるつもりだが、さてさて、どこまでこの道が続いているのだろうか。
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パーティ結成できたので剣の尾根一緒に歩いてみたかったという絵ですヤッター!
先頭を歩くのが騎士のアンクスさんで、グレイス君は耳がいいので周囲の索敵・警戒担当というイメージでした。
ウィラハは他人の事は基本的に呼び捨てですが、アンクスさんの前だと怒られそうなのでヒヨシャさんをヒメサマと呼ぶことにしました。アンクスさんがいない時は普通に呼び捨てです。
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お借りしました(敬称略)
廃華のアンクスと偽姫ヒヨシャ【illust/88156512】
遠耳のグレイス【illust/87902452】
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自キャラ
ウィラハ【illust/88628855】
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企画元: Mountain of Heaven pixivファンタジア外伝【illust/87556705】
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2021-03-25 19:06
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