抱擁

今より少し幼いツの皆が、世界の終末を迎えるお話です。最終的に全員死にます。タグに問題があればコメント、またはツイッターDMかマシュマロまでお願いします。

《解説》2023/09/03
光の中に見えるのは女神のイメージです。
すべての生きものよりずっと高位の存在が連れてきた、何より恐ろしいはずの「終末の光」が、カリムの目には「神の抱擁」ほど平等で穏やかなものに見えた、という表現でした。（絵が稚拙で分かりづらいのですが、この女神は星のすべてを抱くように大きく腕を広げています）
だからカリムは窓の外の光の正体を見ても恐れることなく、瞼を閉じて最期を迎えました。

もう随分前に描いた漫画なので記憶が曖昧ですが、この話の中の三つの「抱擁」を意識してタイトルを決めたような気がします。