アップルベル

■「そろそろアップルベル到着にゃ！」
　「ありがと！これでいいかしら？」

----アップルベル-----
ザンクトリアとバシタール間の海峡にかかる古き街。

昔、二つの大陸でそれぞれ迫害された民がいた。二つの民たちは迫害を逃れるため、海峡の切り立った崖の斜面に家を立て、町をつくった。
自然と、海峡を挟んだ二つの町は交流をもつようになった。交流はさかんになり、それぞれの町の石工達はついに海峡に橋を渡し、町をひとつにしたのだ。

そのうちに迫害も終わり、多くの旅人、商人達が大陸を行き来するようになった。
いつしか町は大きくなり、現在のアップルベルとなったのである。
今では多くの人々が橋の町に住み、ザンクトリアでも有数の美しい町になった。
最近の問題は貧困層と富裕層の格差が激しくなり、貧困層は昔ながらの崖の上の家に住まざるをえなくなっている。

■2章前のインターバルにあげる予定でしたが全然間に合わなかった・・・・アップルベルです。砂漠の国の雰囲気も入れられればよかったなあ・・。
ステキな乗り物、くじらバスと車掌さん(illust/8735943)をお借りしました。