アンタたちは信じてくれるぺこよね……？

こんぺこ……

もう、ここに閉じ込められて2週間くらい……ぺこか？
どうしてこんなことになってるぺこ……？

ぜんぜん訳が分からないぺこ
先輩たちも3期生も……全然たすけにきてくれねーし……

このままじゃぺこーら骸骨になっちｍ……

……何の音？？

床を……跳ねるような……まさか！！！

あ、あんたたちぃ～～！！！

きっと、きっときてくっれるって信じてたぺこ！！！
あんたたちは気づいてくれるって……え？

助けに………来たんじゃない……？

面会しか許されなかった……？？

へ、へへっ……！！

そんなわけない……ぺこよねえ……？？

もうこんなところ、苦しくて苦しくて気が狂いそうになってて、
ようやく来てくれたあんたたちが、ただ見に来ただけなんて――――

そんなことないよね……？

今私の目に見えてるあんたたちは白馬の王子様みたいにみえてるんだよ？

こ～んなおいしいシチュエーションなんてそうそうないよ……？？

ここであんたたちが牢から出してくれたら私の心はぜ～んぶあんたたちのもの……

ひとりじめできるんだよ？？？

だからお願い……ここから出して……？？？

もうあんたたちしか頼れない……頼れないの

あんたたちしかいないんだよ！？！？！？

ね？？ね？？？いいでしょ？？？
ほら、そこの看守を脅したりなんなりして鍵を奪ってくれば、

かんたんでしょ？？？

わたしはあんたたちのこと、信じてるからね……？

今日はもうだめかもしれないけど、次は必ず出してくれるって、

信じてるからね……？？

もし、助けてくれなかったら………

……絶対許さないから。