【PFMOH】白昼夢：六【プロローグ】

何処から黄金の鈴の音が鳴り響く。音というのは、神を揺り動かすのだ……時や空間を越えて響くのだ……
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【スサノオの記憶】

姉さん！姉さん！半神半獣の祭儀を越えて、俺は思い出したよ！
俺たちは元々、三貴神そのものだったんだ！だから姉さんが巫女として依り代になる必要は無い。
姉さんが思う事をすればいいんだ。姉さんより崇高で尊き神は中つ国に居ない。だから、
今の姉さんに取り付いているもの、それは………今の俺なら分かるんだ。
それは神の中の裏切者なんだ……。母を地の底に追いやった憎きユダ。
ああ、もうそこに姉さんの意識は無い……けれど、
これから姉さんの身体ごと、このスサノオの力を持って岩戸に封印する事を……
許してくれよ……姉さんが岩戸に居る間、地に潜む蛇を倒してくるよ。
もうここには戻れない。さようなら、姉さん。さようなら、父さん。

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※末尾IDの数字によって、次回イベントが決まります。
０．鈴の音と三本足の鳥の正体
１．２番と同様
２．とある探索者の幻影
３．とある魔術師の幻影
４．天薙剣の想い
５．０番と同様
６．４番と同様
７．七度目の登山の記憶
８．とある老虎の幻影
９．３番と同様

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【神風の独白】

死地より救いの手を差し伸べる何者か無くして、罪穢れから抜け出す事は出来ない。
岩戸に閉ざされた太陽を救い出したのは、それらを憐れんだ…太陽が必要であった者達であった
鏡は魔を跳ね返す。眼は支配の象徴。八咫の鏡をここに……