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ヤナ「………そうだね。……確かに、この仕事は、君にしかできない。………それでも、あんまり無茶されちゃうと、ボク、悲しいな…。」（ぎゅっと抱きしめ）

レイン「………ボクぐらいしかいないんだ。この仕事が出来るのは」

ヤナ「も、もちろん、"今までのキミ"も、すごく大切だと思う。で、でもさ……ボ、ボクは、今のキミ自身も、もっと大事にしてもらいたいな……。あんなけ、ケガしていたら…きっと"今までのキミ"を知っている人たちも、し、心配しちゃうよ！」

レイン「理由………………」 服の下に下げているネックレスが見え隠れする

ヤナ「……あ、あのさ、こ、こればボクの意見なんだけど…レ、レイン君が昔のこと覚えていないのってさ、な、なにか理由があるのかもしれないよ？た、たとえば…"前をみて"とか…。ほ、ほら！ぼ、ボクは今のレイン君しか知らないし…。」