【PFMOH】山爺～Mountain grandfather

深い霧が風に吹かれて散った。
伏せていた顔をあげた私の目に、登っていたはずの山がうつる。
おかしいと思って足を止めると、その山の頂上付近で何かが動いた。
よく見ると青い目がぎょろりと開いたのだ。
空を写したような目は私を見定めるように見つめ、ゆっくりと瞼を降ろした。
その後、深い霧は晴れたことを考えると、私は山のお眼鏡にかなったようだ。
～『探検卿リー・B・タウラの手記』抜粋～

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山爺～Mountain grandfather
登っている山と相似した山の姿をもって現れる。
天候を操るとされ、その眼鏡に叶わなかったものは、
その後悪天候に悩まされるはめになる。

【PFMOH】非公式ロゴ素材(illust/87738725)
素材「Traveler Talking with Family in Kitchen」 by Jacob Smies