【Web再録】とらぬ肥前の皮算用

本丸配属となった肥前を待ち受けていたのは謎の大歓迎と波乱の日々。困惑するまま珍事や騒動に巻き込まれ…そう、彼の配属先こそ奇刃変刃の巣窟、ズンドコ本丸だったのだ！ギャグ・シリアス・下ネタ…何でもありありの肥前忠広中心オールキャラ本です。

2019年8月に発行した作品です。おまけ２枚付きでWeb再録致します。お手にとって下さった皆様、本当にありがとうございました！！以下余談↓

4月に肥前くんが実装され5月に沼に落ち、予定していた夏コミの新刊内容を急遽変更、熱に浮かされるままに描いて出した本です。出す事で熱を絞り出してしまえば、元の生活に戻れると信じていました。

図録が出る前だった(この時の夏コミで発売でした)ので、肥前くんの後ろや細部が分からず合っているのかハラハラしながら描いたのが懐かしいです。

【補足】
・最後の「とられた」話は実際にあったスクショ事故が元になっております

・うちのお小夜が本丸の一員になるまでの話→illust/71333556

・23頁の肥前くんの「尽くした挙句に手放され」は、脱藩する龍馬に持ち出されて刀装具を(旅費の工面のために)売り払われたのち人の手に渡った事を言っています(諸説あり)。

・本丸にやって来た肥前くんに陸奥守がかけた一言(38頁)は、状況にはそぐわない台詞なのですが、彼は敢えてその言葉を選んで使っています。それは三百年前にとうとう言う事が叶わなかった言葉で、三百年かかってようやく言えた言葉だからです。