禁忌の次男タウロス
「我が家系には代々、呪いのような病が受け継がれている・・・私にも・・・お前にも・・・。」うっすらと聞いた亡き国王が兄に言っていた言葉。
次男のタウロスには興味がなかった、なぜなら、自分は戦場で戦い誰かを守れればそれでよかった。
家族は大事だが、それよりも家族と自分も敵も味方も全員が持っている命のが大事だ。
次男は勝つためではなく守るために戦っていた。
●タウロス
戦地で傷つき戦意喪失した兵士は敵味方関係なく助けた。
無意味・・・だが、彼らにも自分と同じように大事な家族がいる、だから見捨てれば悲しみや憎しみが広がる・・・それではいつまでも宇宙は平和にならない。
そんな事を繰り返していたら、いつのまにか国や星を超えた戦友が出来ていた。
使える国以上に厚い絆と兵力を持ち、宇宙規模で活躍する組織になっていた。
しかし、兄のデウルクスから招集で全てが変わった。
病の話を聞き、タウロスも実験に志願した。
好き勝手に動いていたが、家族を救うためにできることはしよう・・・気が付くと屈強な身体と不老の肉体を手に入れていた。
だが、何かがおかしい・・・破壊衝動が込み上げて来る。
兄のデウルクスはタウロスのに命じた。
「忠誠の証にお前に部下たちを殺して見せろ」タウロスは拒否し部下の元に戻るが、破壊衝動がさらに強くなり理性も記憶もなくなった・・・。
気が付くと、目の前には部下の無残な死体が転がっていた。
タウロスは絶望し、兄が頭に何かをしたと睨み兄に問い詰めようと帰還した時、何かに違和感を覚えた。
自分は兄の部下で、兄に忠誠を誓い、兄や国の為に戦う戦士のはず・・・・。
兄デウルクスは万が一にも兄弟が逆らう事を想定し、脳内の改造をしていた。
身体も頑丈で、意志も強いデウルクスからは知能と、鎧を脱いだ時には無抵抗になるように弱体の改造していた。
戦士の間では、宇宙一優しい最強の闘士と言われていたタウロス。
その彼はもういない・・・いるのは宇宙一無慈悲で最強の闘士。
どこまでやれば自分や他人は傷つき死ぬのか?それすらも理解できないくらいに知能は剥奪され、ただ破壊衝動が身体を得て動いているような存在になってしまった。
「オレは絶対だ・・・。」破壊が訪れた時に聴く最後の言葉。
●武器について
実はタウロスの武器はシールドメインの武器で、回転することでシールドが発生する武器であるが、タウロスは無理やり剣にして振り回している。
頭上で回転させてある程度は滞空時間を稼いで飛ぶことも可能だが、タウロスは重いため滞空時間は短い。
実はこの武器の前に与えられた同様の形状の武器は刃がビーム兵器だったが、何を思ったのか、タウロスが「ビームごとにが俺を斬れるか?」と腕や足を突っ込み欠損したため、実体剣に変更された。
●制作について
この作品は6月に開催された「人外の世界展Ⅴ~ヒトナラザルモノ~」に出展させていただいた作品になります。
この作品を含め、禁忌の兄弟達は自分の好きなモノを全開にしたオマージュ作品ですw
今回は左手が金ですwで管の色が左だけカラフルですねw
なんか指パッチンしそう?そんなイメージですw
以上です。
次男のタウロスには興味がなかった、なぜなら、自分は戦場で戦い誰かを守れればそれでよかった。
家族は大事だが、それよりも家族と自分も敵も味方も全員が持っている命のが大事だ。
次男は勝つためではなく守るために戦っていた。
●タウロス
戦地で傷つき戦意喪失した兵士は敵味方関係なく助けた。
無意味・・・だが、彼らにも自分と同じように大事な家族がいる、だから見捨てれば悲しみや憎しみが広がる・・・それではいつまでも宇宙は平和にならない。
そんな事を繰り返していたら、いつのまにか国や星を超えた戦友が出来ていた。
使える国以上に厚い絆と兵力を持ち、宇宙規模で活躍する組織になっていた。
しかし、兄のデウルクスから招集で全てが変わった。
病の話を聞き、タウロスも実験に志願した。
好き勝手に動いていたが、家族を救うためにできることはしよう・・・気が付くと屈強な身体と不老の肉体を手に入れていた。
だが、何かがおかしい・・・破壊衝動が込み上げて来る。
兄のデウルクスはタウロスのに命じた。
「忠誠の証にお前に部下たちを殺して見せろ」タウロスは拒否し部下の元に戻るが、破壊衝動がさらに強くなり理性も記憶もなくなった・・・。
気が付くと、目の前には部下の無残な死体が転がっていた。
タウロスは絶望し、兄が頭に何かをしたと睨み兄に問い詰めようと帰還した時、何かに違和感を覚えた。
自分は兄の部下で、兄に忠誠を誓い、兄や国の為に戦う戦士のはず・・・・。
兄デウルクスは万が一にも兄弟が逆らう事を想定し、脳内の改造をしていた。
身体も頑丈で、意志も強いデウルクスからは知能と、鎧を脱いだ時には無抵抗になるように弱体の改造していた。
戦士の間では、宇宙一優しい最強の闘士と言われていたタウロス。
その彼はもういない・・・いるのは宇宙一無慈悲で最強の闘士。
どこまでやれば自分や他人は傷つき死ぬのか?それすらも理解できないくらいに知能は剥奪され、ただ破壊衝動が身体を得て動いているような存在になってしまった。
「オレは絶対だ・・・。」破壊が訪れた時に聴く最後の言葉。
●武器について
実はタウロスの武器はシールドメインの武器で、回転することでシールドが発生する武器であるが、タウロスは無理やり剣にして振り回している。
頭上で回転させてある程度は滞空時間を稼いで飛ぶことも可能だが、タウロスは重いため滞空時間は短い。
実はこの武器の前に与えられた同様の形状の武器は刃がビーム兵器だったが、何を思ったのか、タウロスが「ビームごとにが俺を斬れるか?」と腕や足を突っ込み欠損したため、実体剣に変更された。
●制作について
この作品は6月に開催された「人外の世界展Ⅴ~ヒトナラザルモノ~」に出展させていただいた作品になります。
この作品を含め、禁忌の兄弟達は自分の好きなモノを全開にしたオマージュ作品ですw
今回は左手が金ですwで管の色が左だけカラフルですねw
なんか指パッチンしそう?そんなイメージですw
以上です。
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2021-09-20 16:13
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