竜の祝福

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ニ章終了直後の話になります

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「………あれ？」
「やっと目覚めたか？まったくてのかかるおねえちゃんなことだ。」
「あー…うー…あーーーーそっかイクリール助けようとしたとこあいつに邪魔されて…」
「あぁ、齢100を超える祖龍の末裔が！手も届いていないというのに油断して！
たかだか人間に仕えるサラマンダーごときに遅れをとって！この有様というわけだな。」
「…常々思うんだけどスクアミゲラはやさしいのかひどいのかはっきりしたほうがいいと思う。」
「ふむ、なら私も常々思っていたが、何故成体にならん。それほど怖いか？異形になるのが。
お前の求める家族と言うものに、姿形はたいした意味はないことくらいいいかげんわかっているだろうに。」
「うーん、私がなりたいのは、親じゃなくておねーちゃんだったからさー
ほら成体になったらおねーちゃんってかお母さん？だし。それにもう100年も前に成長期逃しちゃってるし…。」
──────────ねぇね、なんでおねーちゃんだけ角生えてるの？──────────
「それは単純な幼さから出た言葉だろう。今更引きずるものでもあるまい」
「ぬぅ、また見られた…。」
「あぁ、お前の味はなんというか珍味とでも言おうか。これはこれでなかなか癖になるからな。」
「それはなに褒められてるの？あんまり嬉しくないよ？」
「あぁ。ホメてるホメてる。」
「嬉しくないよ…。」
「ぬぅ、でも、そうだよね。大陸戦争以来なにもなかったし、平和ボケしちゃってたのかなぁ。
守れなきゃなんにも意味ないんだもんね。」

「ね、スクアミゲラ。ちょっと手伝って欲しいことがあるかも。」

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今度はちゃんと全身！スクアミゲラねーさん
使わせていただきましたロゴ
うちの黄色
＜イメレス参照＞

THE俺得