ルパン三世

昨日、金ローでルパン特集をやっていてようやく気付いたんですが、テレビアニメ化されてから５０年になるんですね。

『名探偵コナン』にハマったのは小学生の時だったのでかなり早いんですが、『ルパン三世』は中学生になってから、確か、ＴＶスペシャル『お宝返却大作戦！』がきっかけでした。この作品を境に、ＴＶスペシャルが徐々におもしろくなくなっていったのは残念ですが……（『the last job』と『血の刻印　～永遠のmermaid～』はおもしろかった）。

親しい人には推理小説好きを公言していますが、そのきっかけは小学生の時に読んだモーリス・ルブランの『奇巌城』と『水晶の栓』で、その延長で『ルパン三世』も好きになる余地はあったように思うんですが、『コナン』と違って少し時間がかかった……
個人的には３０分の短編シリーズより、劇場版やTVスペシャルのような長編のほうが好きで、劇場版では『DEAD or ALIVE』、TVスペシャルでは『ワルサーP38』『EPISODE:０　ファーストコンタクト』『お宝返却大作戦！』が気に入っています。
実をいうと、世評の高い『カリオストロの城』はおもしろいですが、それほど評価していません。というのは、モーリス・ルブランの怪盗ルパンシリーズ（ポプラ社版のリライトされたやつではない）に親しんできた目で見ると、ルパン三世が義賊的すぎる……というのがその理由です。三世もおじいちゃんもともに義侠心に富んだ人物ではありますが、義賊的な行動をとるだけで決して本質は義賊ではないと思うので。