また今度

　「カタリナ様はこれからわたくし達と女子だけのお茶会がありますの」

　とても良い良い雰囲気だったのに彼女の友人であるメアリが
　何もかも凍つかす氷の女王の様な笑みで僕とカタリナを引き裂いた。

「女子だけなら仕方ありませんね」

　申し訳なさそうに「それじゃぁまた」と彼女は手を振り、この場を後にする。
　気がつけば彼女につられて自然と手を振りかえす自分がいた。

「よし、近いうちに女子会に負けないお茶とお菓子を用意しておこう」

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負けず嫌いだろうからきっと豪華なものを
いっぱい用意して誘うんだろうなという妄想。
アイビーの花言葉:「永遠の愛」「死んでも離れない」

※ミスを発見したので上げ直しました