君と離す ⚠️ネタバレを多分に含みます

きみとりす

⚠️注意⚠️

原作のネタバレを含むどころかネタバレそのものです。踏みたくない方は閲覧を避けてください。

関西弁をだいぶ捏造してます。いろいろ違う気がしますが雰囲気で読んでください…

--------ここからネタバレ--------

原作で去ってしまった彼らが、もし自分の死期を薄々悟っていたらなんというのか妄想してみました。

以下ちょっとした背景や妄想、読まなくてOK

夏油→村に行く少し前の話。夏油だけ死ではなく離反前というシチュ。ここでの夢主の選択肢と行動次第でもしかするとバッドエンドは回避できるかも。ここの夏油はそこまでクズ度が高くないのでちゃんと相手の意思は尊重するし、自分が追い詰められていると自覚もしているので勝手にどっか行っちゃう前にお話できました。
阿鼻＝八大地獄のうち五逆を犯したものが行く最後の地獄

七海→あのなぁそんな言い方したら囚われるわれない以前にモヤるだろうがなんでそうなるんだよ、とツッコミたかったけど私の脳内のナナミンがそう言ってしまったので仕方ない。前作の君を慟くの時に近い七海。必要以上に縛られて欲しくないけど自分が死んだ後も覚えていては欲しいなあっていう確信犯。

直哉→ちなみに本来の意味は｢男をたてて慎ましくしてろよ｣なので直哉は間違ってもないです。守る為との解釈もありますが、三歩も下がられたら守るもんも守れないでしょ…と作者は思っているのでこっち派。夢主といたことで｢当たり前｣の固定観念に少しずつヒビが入っている途中でした。完全に壊れるまでまだまだかかるし、それまでの悪行が酷いのでこの時点ではバッドエンドは回避できません。

真依→漫画の｢葦を啣む雁｣ってタイトルで泣いた。この中で唯一真衣ちゃんは覚悟が決まっていた人なのできっと色々準備していたはず。いつ死んでも構わないって覚悟と決まった死に対しての覚悟は別種だと思っていますが10代の女の子がする覚悟じゃないんだよな…
生き延びて幸せに、という想いは決して呪いなどではなく、一人の女の子が大切な人へ向けた、ただの願いでした。