双頭のハゲワシ・槍を持つ道化師

かつての栄光を取り戻そうと、双頭のハゲワシは威嚇する。
皆怯えて黙り込む中、道化師だけが立向かう。
誰もが逃げ出すだろうと侮るが、自ら槍を持ち戦い続ける。
その姿を見た我々はいったい何ができるのだろう？

自分の絵の表現が間違ってるかもしれないとか、
プロパガンダに踊らされてるとか指摘する輩がいるかもしれない。
すべてロシア人が悪いとも思っていない。
しかし死者が出て、難民が出て、国が無くなる危機がある。
遠く離れた地で、傍観・事なかれ主義・後で自分もそうだったとか
曖昧な態度は自国が同様の立場の時に同じ態度をされても文句は言えないだろう。
自分に出来る事はこれくらいしかないので歯がゆい。

追記　3/18
ウクライナの歴史で「ホロドモール・クリミア併合」などロシア（ソビエト）の圧政があったと認識している。
今回のロシアの侵略も民間人を無差別に攻撃する一方的なものだ。
しかしゼレンスキー大統領のアメリカ議会の演説で、ロシア侵略を911テロと真珠湾攻撃を並べて演説したと報道された。
アメリカ向けの演説としても、支援をする国を今回の侵略と同一視されるのは違和感がある。
第二次世界大戦で民間人に多大な犠牲を出した事を知るからこそ、日本人は心を痛めている。
今後の日本国会で彼の演説を注視する。

追記　4/15
ウクライナ首都キーフ防衛後、ロシア軍の爪痕の報道が流れてくる。
民間人に対しての破壊・略奪・虐殺・性暴力。
現代社会において前時代的でまともな軍隊とは思えない行動が聞こえる。
そしてロシア軍の弱さ。西欧の兵器とウクライナ軍の士気の高さもあるが、
練兵不足・旧式兵器の使用・上級指揮官の戦死・作戦の稚拙さ。
ロシアという国は、民間人に対しては粋がって締め付け（諜報・弾圧・拷問）をするが、
野蛮な民度・軍隊と言われても仕方がないだろう。
そもそも帝政ロシアが革命によりソビエトになり、ソビエトも経済が上手くいかずペレストロイカにより現在のロシアになる。そしてロシアも賄賂や汚職により弱体し、見掛け倒し・物量戦しかないような敬意のない軍に成り下がる。
今後、こんな国と国交を交えようと思えるのか？民主国の立場から疑問視する。