アイドルデジたん　ヲタクは尊さと絶望を　その④

デジタル「ひょおおおおおぉぉぉぉぉ！！。すぐとなりにトップアイドルりせちゃん、さらにですよ。レンちゃんのまぶしすぎる笑顔ー。こんなにしあわせでいいのだろうか」
レン「あれっ、デジたんってウマ娘ちゃん大好きだったよね。わたしのことしってるんだ？」
デジタル「レンちゃんがわたしなんかに声をかけてくれてるー！！しぬ、しんでしまう。あたりまえですぞー。もちろんウマ娘ちゃんは尊いそんざいですが、お二人のこともだいすきなのです！！」

りせ「あは、わたしもながいこと、芸能界にいるけど。ここまで感動されたのははじめてだね」
レン「それにしても、さすがはりせちゃんだね。ダンスすごかったよ」
りせ「それをいうなら、レンちゃんなんてダンスも歌も上手だし、わたしなんかじゃ、人気も知名度もまだぜんぜんおよばない。ほんとすごいよ。でも、すぐにおいついてみせる！！」
デジタル「ハァ、ハァ…フゥ…フウ、ハァ」

レン「デジたん、顔があかいけど、だいじょうぶなの？」
りせ「すこしやすもっか？」
デジタル「ハァ、ハァ、だいじょうぶですぅ。女神であるおふたりが尊すぎて加呼吸になっただけなので」
レン「でも、デジたんだってすごかったよ」
りせ「うん、それは私もおもう。表情とか、ほんと楽しそうでダンスだって完ぺきだったよね」
レン「うんうん、デジたんアイドルの才能あるよ」

???「ちょっとごめんなさい」
三人「…？」
凛「デジたん、あんた可愛かったわよ。わたし見入っちゃったから」
桜「三人とも素敵でしたけど、今日のいちばんはまちがいなくデジタルちゃんです」
デジタル「ほぇ~、モブのわたしなんかにありがとうございますぅ」

りせ「たしかに、わたしはおおぜいのファンにかこまれている本番だからいつも以上に輝ける」
リン「そだね。練習だと本番のようにはいかないかも。わたしたちってファンのみんなから勇気や元気をもらうから」

イチキ「おい、デジタルこっちへ」
リン「あっ、先生がよんでるみたいだね」
デジタル「もしかして、先生もこのわたしに激励を？」
イチキ「バカいうな。まだ練習中だ。もっとトレーニングに集中しろ」

三人のダンス動画公開予定

その⑤　illust/97018732