穏やかな夢

雁おじお誕生日おめでとーーーー！！！！！

今回のイラストには雁おじの誕生花の一つである「矢車菊」を入れさせていただきました。花言葉は「繊細」「優雅」「信頼」などがあるそうです。葵さんや葵さんの愛娘である凛ちゃん、桜ちゃんに好かれるために毎回お土産を渡していたり、そのお土産のセンスも子ども扱いするものではなくアクセサリーを渡していたりする辺り、彼の細やかな気配り、繊細さが出ていると思います。そんな彼は葵さんに間違いなく信頼されていたはずですし、ここに宿敵である遠坂時臣を表す「優雅」が入っているのもポイント高いですね。ちなみに「独身生活」という意味も含むそうです。雁おじ概念を感じすぎ、供給過多で倒れかけました。

「間桐雁夜」という存在を知って以来、何度私の性癖は歪まされたことか…最初のころは“間桐”という狂った家に生まれていながらたった一人の女性を愛し、その女性のためならどんな犠牲も厭わない、正しく「普通」であろうとする雁おじの光の側面が好きだったのに今となってはその女性の愛への執着、遠坂時臣への憎悪、ちぐはぐな思考という闇の部分も含めてすべてが好きになりました。沼ってこうやってはまっていくんですね。もう抜け出せないです。
疲れた時や辛い時は21話双輪の騎士で描かれた雁おじの独白シーンのセリフを頭の中でリピートして心の平穏を保っています。あのシーン、何よりも好きなシーンなんですよね。雁おじの行動理念のすべてを表しているシーンだと思うんです。ただひたすらに好きな女性が自分の傍で笑っていてほしい。優しくしてほしい。愛されたい。彼を突き動かすもの、求めるものってものすごくシンプルなのに、“間桐家”に生まれてしまったがゆえに得られないジレンマ。そのうえ遠坂時臣という存在まで現れたことでより複雑になっていく。平穏な日々を愛した人なのに少しずつ歯車が狂っていくところが狂おしいほどに大好きです。

この作品に出会えたこと、そしてこの作品をオススメしてくれた友人に最大の感謝を。
改めて、雁夜おじさんお誕生日おめでとう！！！！！