第十三話「スミマセンスミマセン言うな!」福田と田中シリーズ
福田「田中!日本人はむやみやたらに『スミマセン』を言いすぎると思わんか?」
田中「スミマセン」
福田「それだ!!」
福田「きのう、ラーメン屋に入った。隣に座っていたのはイカツいおっさんだった。そのおっさん、運ばれてきたラーメン見て」
イカツいおっさん『あのっ、スミマセン、ラーメンに虫が……』とのたまうではないか!
福田「なぜ、スミマセンなのだ?」
……
福田「おまけに……」
ラーメン屋の店員『あらっ キショイ。取り替えようか?』
イカツいおっさん『スミマセン、お願いします』
……
福田「スミマセン言わないといけないのは、どっちだ!」
田中「スミマセン」
福田「言うな!」
……
福田「だから、まず俺たちで無意味なスミマセンをなくす運動を起こす!」
田中「スミ、スミマス」
福田「そうだ、変なスミマセンはもうなしだ」
田中「スミマセ、セッセッ、セントクリスジュッセントチヒロ(意味不明)」
ーーーーそして夕方ーーーー
福田「ふー、今日一日、無駄なスミマセンを言わなかったなあ」
田中「スミマセンを言わないと、何だか男らしくなったような気が、っ」
会社のエライ人「貴様ら、もう帰る気か!仕事はすんだのか!」
福田「スミマセン」
田中「スミマセン」
会社のエライ人「田中~企画書は!!!」
田中「スミマセン」
会社のエライ人「福田~お前も!!!」
福田「スミマセン」
会社のエライ人「残業だ~~~!」
<おまけ>
ーーーーやっと残業を終え、ここはいつもの「スナック玲子」ーーーー
玲子ママ「あら、いらっしゃい!……今日こそツケ払いに来てくれたのね」
福田「スミマセン」
田中「スミマセン」
注)以上、日本で一番正しい「スミマセン」の使い方をしている二人でありました。
田中「スミマセン」
福田「それだ!!」
福田「きのう、ラーメン屋に入った。隣に座っていたのはイカツいおっさんだった。そのおっさん、運ばれてきたラーメン見て」
イカツいおっさん『あのっ、スミマセン、ラーメンに虫が……』とのたまうではないか!
福田「なぜ、スミマセンなのだ?」
……
福田「おまけに……」
ラーメン屋の店員『あらっ キショイ。取り替えようか?』
イカツいおっさん『スミマセン、お願いします』
……
福田「スミマセン言わないといけないのは、どっちだ!」
田中「スミマセン」
福田「言うな!」
……
福田「だから、まず俺たちで無意味なスミマセンをなくす運動を起こす!」
田中「スミ、スミマス」
福田「そうだ、変なスミマセンはもうなしだ」
田中「スミマセ、セッセッ、セントクリスジュッセントチヒロ(意味不明)」
ーーーーそして夕方ーーーー
福田「ふー、今日一日、無駄なスミマセンを言わなかったなあ」
田中「スミマセンを言わないと、何だか男らしくなったような気が、っ」
会社のエライ人「貴様ら、もう帰る気か!仕事はすんだのか!」
福田「スミマセン」
田中「スミマセン」
会社のエライ人「田中~企画書は!!!」
田中「スミマセン」
会社のエライ人「福田~お前も!!!」
福田「スミマセン」
会社のエライ人「残業だ~~~!」
<おまけ>
ーーーーやっと残業を終え、ここはいつもの「スナック玲子」ーーーー
玲子ママ「あら、いらっしゃい!……今日こそツケ払いに来てくれたのね」
福田「スミマセン」
田中「スミマセン」
注)以上、日本で一番正しい「スミマセン」の使い方をしている二人でありました。
なわない
おとなの絵本
絵本
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小説
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スミマセン
福田
Fukuda
田中
Tanaka
日本人
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ラーメン
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セントチヒロ
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2022-03-25 08:26
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