【PixZ】千歳、Ｆ市へ【MidnightSuns】

調査書

現在F市近辺にて、市民の連続的な行方不明が発生。
死者こそ確認できていないものの、既に350人以上が消失しています。
また、F市近郊にて異常存在を複数確認。
市民への被害は少なくはなく、危険性が高いものとみなされます。
また、「ヴィランによる事件性」も高く、万が一の場合、危険な状態に陥る恐れがあります。

以上の理由から、当局からヒーロー協会に出動を要請します。

「…という事だ。今回の事件に対応するために、我がヒーロー協会は早速偵察要員を数名派遣する事を決定した。」

幹部長は直々に執務室へ千歳を呼び出して、その理由を説明した後

「君を偵察要員のメンバーとしてＦ市への出動を要請する。今回の君の任務はＦ市の状況把握と事件の手掛かりの逐次報告だ。」

千歳はデスクに座っている幹部長の前で緊張の面持ちをしながらその話を聞いている。

「………」

少し不安げな表情を見せる千歳に幹部長は口元を緩めて言う。

「尚、任務遂行に当たっては君の安全を最優先に行動したまえ。身の危険を感じたら逃げても構わない。
　当局から『リトルマージから１人派遣してくれ』という要請があったので、やむを得ず応えただけだ。決して無茶をしないで欲しい。」

「はい、分かりました。後藤千歳、その任務を承ります。」

Ａ級ヒーローとして覚悟を決めた千歳は、表情を引き締めて幹部長にそう答えた。

「無理を言ってすまない…しかし、千歳君…君がリトルマージの全メンバーの中で一番サバイバリティがあると思っての人選という事を覚えておいてくれたまえ…。幸運を祈っているぞ。」

厳しくも自信を持った表情を千歳に見せる幹部長に彼女は頷いて答える。

「はい。」

そして、千歳は特急列車に乗ってＦ市の駅へ到着した。
服装もいつもの戦闘用の魔法使い服ではなく、アイリィとお揃いのお出かけ服を着用している。
偵察要員としては普通の女子小学生として行動した方が良いだろうという、姉達２人からの提案であった。

（駅前にあるホテルのロビーで一緒に行動してくれる仲間が待っているという話だったけど…）

そのホテルの１階にあるロビーに着いた千歳は周囲をきょろきょろと見回すと、後ろから足音が聞こえてきた。

【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17437885（ウフュイ様の小説）へ続く】

・解説

【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17173514】【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17382649】の流れをお借りして、うちの子の千歳【illust/95886755】を「Pixz Midnight Suns」に参加させて頂きます。

■当局から出動の要請を受けたヒーロー協会は千歳（と他数名）を偵察要員としてＦ市へ派遣します。
■千歳はその要請に応え、Ｆ市へ行きます。
■駅前ホテルのロビーで一緒に行動する人と待ち合わせしますが、ここで他の参加者様が「ご自分のキャラ」を登場させてもＯＫです。その場合はイメレスをお願いします。
■待ち合わせキャラとして誰も参加されない場合は、こちらでうちの子もしくは適当なモブキャラを準備します。
■設定上等、何か問題がございましたらコメント欄にてご連絡お願いします。
　ご連絡が煩わしい場合はパラレルｏｒスルー扱いでも全然ＯＫです。

・お借りしました。

■ヒーロー協会幹部長さん【illust/87069050】

・自前

■後藤千歳【illust/95886755】