「お兄さまをいじめるなー❗️」

時は夕方。

夕食🌃🍴の時間になっても帰って来ない俺を心配し、マギアナのメローラはお仕事に行ってる市民アリーナに向かった。
アリーナに着いて、ドアを開けようとした瞬間...

(メローラにはこう聞こえている)
↓
｢...言え!...は、どこにいる？！｣
｢...言うもんか、....誰が...お前...に...｣

メローラ「お兄さま？！」
ドア越しから何か聞こえる。
どうやら尋問されていると思い込んでる。

(メローラにはこう聞こえている)
↓
「...さぁ、言え！...どこにいる？！」
｢絶対に．．．言うもんか！｣

メローラ「お兄さまが危ないわ！今助けに行きますわ！」
マギアナのメローラはアリーナの裏にある竹林に向かい竹一本伐採し、竹やりを作りました。
作りたての竹やりを持ち、マギアナは自分特有の技である『フルーレカノン』を放ってドアを破壊して突入。

「ウワァ？！なんだ？！」
突然の事で皆して仰天。
俺「？！メローラ？！」
メローラ「お兄さまを．．．お兄さまをいじめるなー❗️」
メローラは怒りの血相を表し竹やりを構えている．．．
メローラは俺を守ろうとしている。

俺「やめろメローラ？！どうしたんだよ？！」
メローラ「お兄さまがピンチだから助けに．．．」
俺「．．．へ？」
俺はマギアナにかくかく云々事情を話して
誤解を問いだ。
話によると、ポケモンスクールの学園祭で行う舞台演劇の練習（演劇の経験者として）に協力していたという。
因みに聞いていたセリフは
暴走族に追われた金持ち令嬢を守ろうとしていた勇敢なトレーナーの演技のシーン
だったという...
マギアナはとんだ勘違いをして恥ずかしくなり、ボール状に変形した。
俺「心臓に悪かった．．．でもメローラ、お迎えありがと。」
気がつけば時間はもう19：00だった。
とんだハプニングで演技の練習を終えて片付けて帰宅した。

このセリフは
『怪盗戦隊ルパンレンジャーｖｓ警察戦隊パトレンジャーショー』の台本を流用。
この会話はあるルパンコレクションを拾った女子高生を守ろうとしていた所の演技です。

（ショーの台本より）
ギャングラー「さぁ言え！あの女はどこにいる？！」
ルパンレッド「絶対に言うもんか、誰がお前にルパンコレクションは渡さない！」

〈因みに俺はパトレン1号役でした〉