if...
子供が学校から「火垂るの墓」の絵本を借りて来た。
「この世界の片隅に」もそうやけど
心が抉られる…
どんなに清太が働いていなくても、我慢できなくても
清太はまだ14歳の子供
知識も経験も乏しい中
選択肢も限られてる中
清太の選択は良いも悪いもない
結果的に節子を死なせてしまってるけれど
清太は悪くないし誰も責められへん
(裕福な家庭でぬくぬくと育った甘ちゃんにしろ)
とは言っても
当時は配給制度だったので
清太はあのおばさん家を出るべきではなかった
とはめちゃくちゃ思うけれど
(おったにしろおばさんとも折り合いつかなかったろうしな)
お金もあるし生きていけると清太は思ってしまったんだな
だけど、それも浅はかとは私は思えない
絵本読んでハッとしたけど
4歳の節子に「母親は死んだ」と告げたんやあのババア
現実を受け止めなきゃっていうおばさんなりの
考えがあったにしろ
4歳の子供に
しかも身内の清太が頃合い見計らってっていう気持ちを無視して告げたのは
頂けんな、と強く思う
ババアが言うな、と
だからババアや言われんねん
もし生きてたら清太は軍人
節子は小学生
という儚いイラスト
しかも
私は映画から読み取れなかったんやけど
この二人が何度も同じ経験を繰り返してるって事に
気が付かなくて
それもめちゃくちゃ心抉られた
呪縛霊らしいけど
子供の魂いうんは強いらしいから
たった4歳でも先立った節子が呪縛霊になってて
お兄ちゃんを待ってた?というのもまたそれも居た堪れない
何度も繰り返して
あの嫌な気持ちを連鎖してるって
解放なんて一生されへんやん
戦争が悪いのに
この兄妹がずっと繰り返し見続けなあかんなんて
そんな所業あります⁉︎
えげつない映画や
高畑勲さんもエライの作りはったな
野田昭如さんの原作ではこんなものではなかったんやけど
この兄妹では悲しすぎるから
この作者さんの贖罪がそうさせた
と転嫁するしか気持ちが治まらへん
実際、
野坂さんは自分をものすごく責めてはって
後悔されて自身を赦せなかったらしい
実体験をもとに書いたという「火垂るの墓」
それを詳しく知ることのできる「我が桎梏の碑」を是非
読んで深掘りしてほしいな
読む価値は大いに有り
「この世界の片隅に」もそうやけど
心が抉られる…
どんなに清太が働いていなくても、我慢できなくても
清太はまだ14歳の子供
知識も経験も乏しい中
選択肢も限られてる中
清太の選択は良いも悪いもない
結果的に節子を死なせてしまってるけれど
清太は悪くないし誰も責められへん
(裕福な家庭でぬくぬくと育った甘ちゃんにしろ)
とは言っても
当時は配給制度だったので
清太はあのおばさん家を出るべきではなかった
とはめちゃくちゃ思うけれど
(おったにしろおばさんとも折り合いつかなかったろうしな)
お金もあるし生きていけると清太は思ってしまったんだな
だけど、それも浅はかとは私は思えない
絵本読んでハッとしたけど
4歳の節子に「母親は死んだ」と告げたんやあのババア
現実を受け止めなきゃっていうおばさんなりの
考えがあったにしろ
4歳の子供に
しかも身内の清太が頃合い見計らってっていう気持ちを無視して告げたのは
頂けんな、と強く思う
ババアが言うな、と
だからババアや言われんねん
もし生きてたら清太は軍人
節子は小学生
という儚いイラスト
しかも
私は映画から読み取れなかったんやけど
この二人が何度も同じ経験を繰り返してるって事に
気が付かなくて
それもめちゃくちゃ心抉られた
呪縛霊らしいけど
子供の魂いうんは強いらしいから
たった4歳でも先立った節子が呪縛霊になってて
お兄ちゃんを待ってた?というのもまたそれも居た堪れない
何度も繰り返して
あの嫌な気持ちを連鎖してるって
解放なんて一生されへんやん
戦争が悪いのに
この兄妹がずっと繰り返し見続けなあかんなんて
そんな所業あります⁉︎
えげつない映画や
高畑勲さんもエライの作りはったな
野田昭如さんの原作ではこんなものではなかったんやけど
この兄妹では悲しすぎるから
この作者さんの贖罪がそうさせた
と転嫁するしか気持ちが治まらへん
実際、
野坂さんは自分をものすごく責めてはって
後悔されて自身を赦せなかったらしい
実体験をもとに書いたという「火垂るの墓」
それを詳しく知ることのできる「我が桎梏の碑」を是非
読んで深掘りしてほしいな
読む価値は大いに有り
30
36
1568
2022-06-14 23:12
Comments (0)
No comments