BNWとトレーナーの話17

不気味な葉擦れの音から、逃れるように君と行く。

月光の射さない暗い森を、
その手に持つ小さな灯りを頼って慎重に。

前を歩く君の友人達は騒がしく、
時折振り返っては君の心配をする。

「大袈裟だっての。ただ暗いだけだし」

呆れたようにため息をついた君は、
足取り軽く後を追う。

不意に通り過ぎた横顔はどこか大人びていて、
薄く浮かべた笑みは、優しげだ。

「ほら、アンタも早くしないと置いてくよ」

振り返った君はぶっきらぼうに言い放ち。
返事を待たずに先を行く。

その小さな背中を、離されないように後を追う。
追い抜かないようにゆっくりと、
離れないよう気をつけて、
暗い小道を君と行く。

繋いだ手を、
見られないように、こっそりと。

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次は黄金世代です。
もうポエムも書いちゃったので((

誰も得しない情報ですが、私はLINE風を作る時。
先にポエムを書いてからLINE風を作っています。

その方がオチをポエムに持って行きやすいので。

ポエムを入れない時は普通に作ります（笑）

以上誰も得しない情報（笑）