【叛虐機換】新部隊及び、新型機Stealth Cat Ace発表

今回は、ヒナタ(illust/101209546)が代表となって組織された対人類精鋭部隊「猫組」と、彼らが運用する新型機であるAM-NC1030型ゲヴァルザイン「Stealth Cat Ace」の紹介です。この機体は、従来型(illust/100211064)の強化版です。もちろん、今まで通り、合体機能搭載グランドパラシューター(illust/100259442)等も運用されています。
敵の皆様は、第2部開催までに準備を整え、人類への逆襲を成功させましょう。
ちなみに、この新型機の撃破難易度(1～5)は4、危険度(1～5)も4で、以前のものより強化されています。
この作品は、Blender及び、LuxCoreRender等を使用して制作しました。

「猫組」は、猫耳型の超高性能レーダーを搭載する機体を専門として運用する、奇襲特化の精鋭部隊です。彼らと共に人類の滅亡を目指すガイストナンバーズの方(特に、かつて人類に見捨てられた者)は、自由に「猫組」向けの機体(小型機推奨、Stealth Cat Aceは頭頂高7.5m)や、登場人物を制作しても構いません。なお、「猫組」に所属するゲヴァルザインの絶対条件は、後述の「猫耳」搭載(アグレッサーや、ガイストナンバーズ自身が猫耳を装備する必要は無い)です。また、最前線に出る可能性がある機体は奇襲攻撃のために素早さと攻撃力を強化する必要もあります。それ以外については、この部隊の自由度はかなり高いですが、少人数で奇襲を行うため、返り討ちとなる可能性は他の部隊より高いかもしれません。

活動方針については、主催者が発表する「お題」に合わせるものとします。

以下は、今回の作品の設定です。
我が名は「ヒナタ」、ただの猫だ。(と言いつつ、彼は、生まれつき尾が2本だった。)
そして、「人類に見捨てられし者」の代表だ。(彼は、旧世界では人間に捨てられた猫で、それを保護したのが星羅だった。)

私は、人類への逆襲を果たすため、星羅と共に新たな機体を開発した。AM-NCシリーズとして最高性能を実現した、「エース」の名を持つ機体、AM-NC1030型ゲヴァルザイン「Stealth Cat Ace」だ。この機体には、星羅が旧世界にいた頃から開発し続けていた「完成版のBlue Roseコア」を2個搭載する。このコアの性能は、1個で一般的なもの16個分と同等性能である。(星羅は旧世界でも開発者だった。)

この機体なら、今の人類に対抗可能な性能を保証できるはずだ。

これより、私が中心となって、精鋭部隊「猫組」を結成する。
この部隊では、全ての機体が猫耳型の超高性能レーダーを搭載することになるが、これは、攻撃範囲を拡張することで、人類側に先制して攻撃を行ったり、逆にこの部隊が奇襲を受ける可能性を軽減するためである。また、奇襲の際には短時間で大出力の攻撃を行い、即座に撤退する必要があるので、高性能な機体が必要となる。能力向上のために、機体に例の「Blue Roseコア」を搭載するという手段もあるが、これは最高出力時の動作可能時間が極端に短くなるので注意が必要だろう。

この部隊では、少人数での奇襲が基本となるので、集団での行動が難しいが、人類側に関する情報や、戦闘経験に関する情報は、可能な限り全員で共有する。情報は多い方が有利であることに変わりは無い。

部隊名は可愛らしいが、我々は本気だ。今こそ、我々を見捨てた者たちを、今度は我々が滅ぼす番だ。

「猫組」4人の創成者たち
AG-222「星羅」
彼は、旧世界で競技用ロボットの開発を行っていた者がガイストナンバーズ化した存在である。主に機体開発を行っているが、機体操縦の腕前も極めて高い。
リベレーション能力は百鬼夜行ならぬ「百機夜行」で、主に周囲のアグレッサーを操る能力である。この能力はヒナタのものとほぼ同等だが、効果範囲が広い反面、複数の機体を個別に操るような場合には不向きである。持続時間も、星羅の方が長い。

AG-100「麗羅」
彼女は、星羅の母がガイストナンバーズとなった存在で、旧世界でバレエダンサーだったため、ガイストナンバーズと化した後も、踊るような動きで攻撃することが得意である。
リベレーション能力は「プリマバレリーナ」で、主に周囲のリヴェルザインを強制的に踊らせ、過度にエネルギーを消費させて撃破する能力である。バレエに限らず、盆踊りの場合もあるらしいが、この場合、効果範囲が異様に大きくなる半面、攻撃力は低下するらしい。

AG-101「沙羅」
彼女は、旧世界で発生した事件により、母諸共命を奪われて誕生すら叶わなかった、星羅の妹が新世界でガイストナンバーズとして誕生した存在である。基本は麗羅と似たものとなっているが、誕生直後だけあって、偽装人格のアップデートにより能力強化が可能な最新型ガイストナンバーズの中でも成長の余地が極めて大きい。
リベレーション能力は新生児を意味する「ニューボーン」で、ガイストナンバーズとしては異例となる、異様に高い学習能力と成長能力であり、更なる進化の可能性もある。

HN-222「ヒナタ」
彼は、星羅の相棒である化け猫がガイストナンバーズとなった存在である。彼は、旧世界では精神融合システム(AM-NCシリーズの操縦システムに使用されている技術)の被験体第1号で、その影響で知能が人間以上に向上したが、基本は猫であることに変わりは無い。攻撃の動作も猫そのものだが、時々猫らしからぬ技も行使する。
リベレーション能力は「マシーナリーキャット」で、星羅と同様に主に周囲のアグレッサーを操る能力であるが、ヒナタの方が持続時間が短く、同時に操ることが可能なアグレッサーの数が少ない代わりに、複数の機体を個別に操ることも可能で、制御は極めて精密である。

彼らは、ヒナタ以外は人間が原型のガイストナンバーズだが、全員何故かヒナタと似た化け猫の姿でガイストナンバーズ化しており、星羅は黒猫、麗羅は黒斑のある白猫、沙羅は白猫の姿となっている。また、彼らが人間であるという記憶も改変されている。なお、彼らが操縦する機体には同型も多く、どの機体を誰が操縦しているのかは区別不可能である。但し、ヒナタに限り猫じゃらしに反応する。また、彼らは全員旧世界の言語で会話するが、他のガイストナンバーズと会話する場合は翻訳プログラムを使用することで対応する。

ちなみに、星羅の父については、名前に「星」という文字が使用されているという情報以外、彼らの記憶には残っていなかった。その原因は、かつて、旧世界で発生した事件の影響で、その事件を起こした者により、星羅の父についての情報が意図的に消されていたためである。その者は、極度に高度化したAI技術や、それと人間が一体となる技術を過度に危険視して事件を起こしたとされているが、実は、星羅の父と、その者が開発した技術は同等のもので、星羅の父が先にその技術を完成させたことへの恨みがあったことも判明している。