救援

今回は漫画風にしてみました。

前回　illust/103422792

母を殺した怪獣の熱線が赤く明滅するエフヒのカラータイマー目掛けて迫る。

気づいた時にはもう遅かった。

エフヒは母が命を賭して守ってくれた自ら命を無為に散らす事への後悔を胸にただ俯く事しか出来ない。

しかし、訪れるかと思われた死が訪れる事は無かった。

上空から赤と青の二筋の光が飛来し、エフヒの命を刈り取るはずだった凶弾が弾かれたからだ。

そして光の中から二人の女神が降臨した…

エフヒ「ウィッシュおばちゃん ! 」

ウィッシュ「『お ば ち ゃ ん』じゃなくて、『お・ね・え・ち・ゃ・ん』でしょ？　ﾌﾌｯ…もう大丈夫よ。」

降臨した二人の女神はエフヒの叔母、ウィッシュとその相棒セラフィーであった。

ウィッシュはエフヒを安心させる為に冗談混じり微笑んでみせた後、怪獣に向き直り…

ウィッシュ「さて…よくもお姉ちゃんをやってくれたわね‼︎」

セラフィー「しかも、こんなに小さな子供まで傷つけて… 絶対に許さない‼︎」

卑劣な敵を前にして彼女達の怒りのボルテージは最高潮であった。

おまけ

3p 今回初めてドラグーンさんuser/7682241のヒロインウルトラウィッシュさんillust/60744533を描かせていただいたのでその全体画です。

4p 意味も無く全員カラータイマーを赤くしてみました。(本編とは関係ないです