【影企画】ビター・レイン【ぴくカゲⅡ】
【本体】鷹賀 藍(たかが あい) ・年齢22 ・看護婦見習いとして働いていた鷹賀は、ほんのちょっとした不注意から患者に大怪我を負わせてしまう。幸い、患者は死に至らなかったものの、それを期に何者かからの嫌がらせが始まり、彼女の精神は限界まで追い詰められてゆく。嫌がらせの犯人が患者の親族であると薄々気付いていた鷹賀だが、ある日届いた「自業自得」とだけ書かれた手紙を見たことで、積もり積もった罪悪感から自殺を図る。しかし、その直前に彼女の罪悪感を吸収する形で発現したのが、影「ビター・レイン」であった。したがって、今の彼女の心に「罪悪感」は一切存在せず、たとえ殺人行為でも躊躇・後悔なくそれを行うことができる。影「サバイバル・ロード」の本体である冬山のように、「人間の心の大切なもの」が欠けてしまっているためか、肉眼で彼女の姿を「人間」として認識する者は少ない。そんな共通点もあってか、冬山には少しだけ好意を抱いている。 【影:ビター・レイン】鷹賀の持っていた罪悪感が具現化した存在。翼竜のような羽と頭部を持つ。鷹賀の命令にはあまり従わず、ほぼ独断で行動をする。鷹賀に向けられる「他人の感情」を解析することで、敵意や殺意といった彼女に不利な感情を捕捉し、そうした相手の持つ感情を抑制させることができる。ただしその効果はあくまで一時的なものであり、影の戦闘能力もそこまで強くはないため基本的には「鷹賀に向けられた負の感情から彼女を遠ざける」ことを行動指針としている。 ・影は、鷹賀の発する感情も解析することができ、彼女から愛情や好意の感情を向けられた者をひどく忌み嫌う。その理由は、影が鷹賀に対して「彼女を独占したい」という歪んだ愛情を持っているためであり、鷹賀自身はそれを鬱陶しく思っている。 ・現在、鷹賀が好意を寄せる冬山に対しては「殺してやりたい」と心の底から願っているが、そんなことをすれば鷹賀から嫌われてしまううえ、冬山の「サバイバル・ロード」に反撃される可能性もあるため、手は出していない。しかし、隙あらば何らかのダメージを負わせてやろうと考えている。
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2009-06-28 22:33
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