【YofH&E】ゼーレ【第1期】
「あんたの魂、美味そうだな…ヒヒッ、僕にちょおだい?」
▼ゼーレ(Seele)
性別:男 年齢:? 身長:172cm
一人称:僕 二人称:あんた、呼び捨て
天の民【天:10/地:0】
人々の魂をカンテラに集め、食らうことで延命するアルターリア族の青年。
存命する人々の魂が大好物で、気に入った魂を持つ者に出会うと道に迷わせその魂を抜き取るという。
神出鬼没でどこにでも現れるが、陽の光が苦手で日中は大体陰や洞窟等で休んでいる。
悪戯好きで気まぐれな性格、200年以上の長い時を生きている割に言動が子供っぽい。
▼アルターリア族
人々の魂をカンテラに集め、食らうことで延命する種族。
生まれつき手にしているカンテラは個々で形が異なり、手放すことなく常に手元に置いている。
元々彷徨う死者の魂だけを食らう存在であったが、
人々が世界樹に魂を捧げるようになってからそれだけでは生きられなくなり、
存命している人々の魂をも抜き取り食らうようになった。
抜き取られた魂は一度カンテラの中に収まり、食されるその日まで淡い光を灯し続ける。
魂を抜かれた者は言葉も感情も持たない、人形のようになってしまう。
陽の光が苦手な者が多く、また目の下に隈があるが、睡眠不足等ではなく種族特有のもの。
そもそも睡眠を必要とせず、最初で最後、眠りにつくその時は、自身の命が終わる時のみ。
▼スキル
【魂の収集】人々の魂を集め、カンテラの中に収めることが出来る。
カンテラの中に収まった魂は、食されるその日まで淡い光を灯し続ける。
♡素敵なご縁を頂きました!(2/26)
ツヅレさん(illust/55397091)
魂が、浄化されて消えていくのを見た。
その様はあまりに美しくて、それでいてどこか厳かで、恐ろしくて。
中心にいた口元をきつく結んだ不機嫌そうな少女に、
「ああ、なんて勿体無い」
思わず、声を掛けた。
「『泥棒』?ヒヒッ、酷いなあ。僕はただ食事をしているだけなのに。
ま、物の魂の味は知らないけど…あんたの魂は、美味しそうだな」
自分と同じ魂に関わる存在なのに、全く反対の意味を持つ少女に、興味が湧いた。
その魂は強くて、真っ直ぐで、眩しいほどに輝いていて。
「僕はね、魂を食べなきゃ生きられない。あんたがそうやって、魂を供養するのも理解できない。
…だから教えてよ、僕に、その意味を。」
知りたいと思った。感じたいと思った。
「そっかあ、ツヅレは夜の世界を知らないのか。僕が案内してやるよ…大丈夫、道に迷わせたりしないよ」
「陽の光、眩しくて暑くて苦手だけど、あんたとなら頑張れる気がする。
朝、あんたに『おはよう』って言いたいから、だから今度はあんたが連れてってよ」
それがどんなに些細なことでも、小さなことでも。
他人にとって、それがどんなに当たり前で、どうでもいいことだって。
「誰かが傍にいることが、こんなにも苦しくて、辛くて、嬉しくて、愛おしいなんて知らなかった。
一人が、こんなに寒くて、寂しいなんて知らなかった。全部全部、あんたのせいだよ」
「だから、ずっと傍にいてくれなきゃ許さない」
この感情の名前を、意味を。
「僕のカンテラ、あんたにあげる。あんたの杓と、一緒に供養してよ。そうしないといけない気がするから」
「魂を食らう僕と、魂を供養するあんたが、世界樹に魂を捧げるなんて滑稽だと思わない?
だけど、不思議だ。悪い気はしないよ、ツヅレが傍にいるからかなあ」
「…おやすみ、ツヅレ」
企画元様:天と地の世界樹(illust/54032140)
▼ゼーレ(Seele)
性別:男 年齢:? 身長:172cm
一人称:僕 二人称:あんた、呼び捨て
天の民【天:10/地:0】
人々の魂をカンテラに集め、食らうことで延命するアルターリア族の青年。
存命する人々の魂が大好物で、気に入った魂を持つ者に出会うと道に迷わせその魂を抜き取るという。
神出鬼没でどこにでも現れるが、陽の光が苦手で日中は大体陰や洞窟等で休んでいる。
悪戯好きで気まぐれな性格、200年以上の長い時を生きている割に言動が子供っぽい。
▼アルターリア族
人々の魂をカンテラに集め、食らうことで延命する種族。
生まれつき手にしているカンテラは個々で形が異なり、手放すことなく常に手元に置いている。
元々彷徨う死者の魂だけを食らう存在であったが、
人々が世界樹に魂を捧げるようになってからそれだけでは生きられなくなり、
存命している人々の魂をも抜き取り食らうようになった。
抜き取られた魂は一度カンテラの中に収まり、食されるその日まで淡い光を灯し続ける。
魂を抜かれた者は言葉も感情も持たない、人形のようになってしまう。
陽の光が苦手な者が多く、また目の下に隈があるが、睡眠不足等ではなく種族特有のもの。
そもそも睡眠を必要とせず、最初で最後、眠りにつくその時は、自身の命が終わる時のみ。
▼スキル
【魂の収集】人々の魂を集め、カンテラの中に収めることが出来る。
カンテラの中に収まった魂は、食されるその日まで淡い光を灯し続ける。
♡素敵なご縁を頂きました!(2/26)
ツヅレさん(illust/55397091)
魂が、浄化されて消えていくのを見た。
その様はあまりに美しくて、それでいてどこか厳かで、恐ろしくて。
中心にいた口元をきつく結んだ不機嫌そうな少女に、
「ああ、なんて勿体無い」
思わず、声を掛けた。
「『泥棒』?ヒヒッ、酷いなあ。僕はただ食事をしているだけなのに。
ま、物の魂の味は知らないけど…あんたの魂は、美味しそうだな」
自分と同じ魂に関わる存在なのに、全く反対の意味を持つ少女に、興味が湧いた。
その魂は強くて、真っ直ぐで、眩しいほどに輝いていて。
「僕はね、魂を食べなきゃ生きられない。あんたがそうやって、魂を供養するのも理解できない。
…だから教えてよ、僕に、その意味を。」
知りたいと思った。感じたいと思った。
「そっかあ、ツヅレは夜の世界を知らないのか。僕が案内してやるよ…大丈夫、道に迷わせたりしないよ」
「陽の光、眩しくて暑くて苦手だけど、あんたとなら頑張れる気がする。
朝、あんたに『おはよう』って言いたいから、だから今度はあんたが連れてってよ」
それがどんなに些細なことでも、小さなことでも。
他人にとって、それがどんなに当たり前で、どうでもいいことだって。
「誰かが傍にいることが、こんなにも苦しくて、辛くて、嬉しくて、愛おしいなんて知らなかった。
一人が、こんなに寒くて、寂しいなんて知らなかった。全部全部、あんたのせいだよ」
「だから、ずっと傍にいてくれなきゃ許さない」
この感情の名前を、意味を。
「僕のカンテラ、あんたにあげる。あんたの杓と、一緒に供養してよ。そうしないといけない気がするから」
「魂を食らう僕と、魂を供養するあんたが、世界樹に魂を捧げるなんて滑稽だと思わない?
だけど、不思議だ。悪い気はしないよ、ツヅレが傍にいるからかなあ」
「…おやすみ、ツヅレ」
企画元様:天と地の世界樹(illust/54032140)
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2016-02-14 00:00
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