【星処】深瀬 実明【子ども】
✦星が落ちた処【illust/58559310】
✦深瀬 実明(ふかせ みはる)
とっても普通の中学生男子です。まだ学生気分なので半分制服で過ごしています。
目の星に関しては星が小さいため、遠目で見ると黒目に見える感じです。診察時などは眼帯を外します。
✧症状追加にかんして:【illust/60362708】こちらで記載しています
✧**‥…✦…‥**✧**‥…✦…‥**✧
✦素敵なご縁を結ばせていただきました。
担当だと紹介された相手は、自分の知っている大人の概念から離れた、少し子どもっぽい大人だった。
✧結城 優さん【illust/59457228】(あんた、タントーさん)
口を開けば嫌味を言ったり、名前で呼ぶ気配もない。
その姿に少しムキになって少しムッとしてしまった自分もまだ子どもの証だった。
「ケンキュータイショーじゃなくて実明! まあ別にいいけどさぁ~…」
でも、この堅苦しい施設の中で彼と些細な喧嘩や言い合いをすることで、気が晴れていたことに気付いていた。
しばらく一緒に居れば、彼の別の一面も見えてきた。
見た目によらず、甘いものが好きなこと。子どもっぽことを気にしていること。
気まぐれかはわからないけれど、たまに優しいところを見せることも増えてきて、それが少し嬉しかった。
「あんたってたまに優しいよね。そういうとこ、いいなーって思うんだけどー?」
特に自分の星を熱心に見る姿を見ると、素直に言えないけれど応援したくなる気持ちが湧き上がった。
自分の小さい星で見辛いことを心の中で謝罪しながら。
「今日の星はどうだった? 前より大きい……? へー!よかった!!
え、なんかいいこと? 多分あったんじゃない? そんなすぐ思い出せないよ」
✧ ✧ ✧
季節は北風を運んできた。
外に出る時は貰ったマフラーが欠かせれなくなってきた。
同時にそれは、それほど過ごした時間があるという意味を指している。
今日も特に進展はなく、症状も目に見えて新しいものは増えてない。
そこに安堵するのか、どこか寂しさを覚えているのか、自分にもわからないまま。
ただ、こうして毎日がゆっくり続くと思っていた。
「んじゃ、タントーさん! また明日ね!!」
✧**‥…✦…‥**✧**‥…✦…‥**✧
✦六角 唯月くん【illust/59380002】(唯月)
施設で出会った年下の友達。優等生の彼がたまに見せる年相応のわがままを言う姿を見ると、不思議と嬉しい自分がいる。
「唯月ー! 1on1やらない?! あ、敬語禁止だってば! 呼び捨てでいいって言っただろー」
「早くここから出て、おやつ貪りたいし、ゲームやテレビとかみたいよなあ。 ……唯月もそう、思う?」
✦既知設定等はご自由にどうぞ。交流は外部での落書きや語りが中心になるかと思います。
ゆっくりお付き合いしてくださいますと嬉しいです。質問やご不満などがありましたらお申し付けください。
「どうしたの? おれ、ここにいるよ? …変なの」
この人に触れて、おれは大丈夫なのか、わからないなあ
✦深瀬 実明(ふかせ みはる)
とっても普通の中学生男子です。まだ学生気分なので半分制服で過ごしています。
目の星に関しては星が小さいため、遠目で見ると黒目に見える感じです。診察時などは眼帯を外します。
✧症状追加にかんして:【illust/60362708】こちらで記載しています
✧**‥…✦…‥**✧**‥…✦…‥**✧
✦素敵なご縁を結ばせていただきました。
担当だと紹介された相手は、自分の知っている大人の概念から離れた、少し子どもっぽい大人だった。
✧結城 優さん【illust/59457228】(あんた、タントーさん)
口を開けば嫌味を言ったり、名前で呼ぶ気配もない。
その姿に少しムキになって少しムッとしてしまった自分もまだ子どもの証だった。
「ケンキュータイショーじゃなくて実明! まあ別にいいけどさぁ~…」
でも、この堅苦しい施設の中で彼と些細な喧嘩や言い合いをすることで、気が晴れていたことに気付いていた。
しばらく一緒に居れば、彼の別の一面も見えてきた。
見た目によらず、甘いものが好きなこと。子どもっぽことを気にしていること。
気まぐれかはわからないけれど、たまに優しいところを見せることも増えてきて、それが少し嬉しかった。
「あんたってたまに優しいよね。そういうとこ、いいなーって思うんだけどー?」
特に自分の星を熱心に見る姿を見ると、素直に言えないけれど応援したくなる気持ちが湧き上がった。
自分の小さい星で見辛いことを心の中で謝罪しながら。
「今日の星はどうだった? 前より大きい……? へー!よかった!!
え、なんかいいこと? 多分あったんじゃない? そんなすぐ思い出せないよ」
✧ ✧ ✧
季節は北風を運んできた。
外に出る時は貰ったマフラーが欠かせれなくなってきた。
同時にそれは、それほど過ごした時間があるという意味を指している。
今日も特に進展はなく、症状も目に見えて新しいものは増えてない。
そこに安堵するのか、どこか寂しさを覚えているのか、自分にもわからないまま。
ただ、こうして毎日がゆっくり続くと思っていた。
「んじゃ、タントーさん! また明日ね!!」
✧**‥…✦…‥**✧**‥…✦…‥**✧
✦六角 唯月くん【illust/59380002】(唯月)
施設で出会った年下の友達。優等生の彼がたまに見せる年相応のわがままを言う姿を見ると、不思議と嬉しい自分がいる。
「唯月ー! 1on1やらない?! あ、敬語禁止だってば! 呼び捨てでいいって言っただろー」
「早くここから出て、おやつ貪りたいし、ゲームやテレビとかみたいよなあ。 ……唯月もそう、思う?」
✦既知設定等はご自由にどうぞ。交流は外部での落書きや語りが中心になるかと思います。
ゆっくりお付き合いしてくださいますと嬉しいです。質問やご不満などがありましたらお申し付けください。
「どうしたの? おれ、ここにいるよ? …変なの」
この人に触れて、おれは大丈夫なのか、わからないなあ
54
73
2649
2016-10-19 23:42
Comments (0)
No comments