【ZXYED】見敵したし、ちょっくら【一章】
「サバクでそんな目立つカッコウしてたら、『狙ってくれ』って言ってるのと同じダヨ☆」
▼1ページめ投げ忘れてる!
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「凶鳥が現れても戦闘はせず、退避しろ」という命令は、グロリアも知っていた。自分が手を出すには、余りにも過ぎた存在な事だってくらい、陸奥の相手をしているグロリアなら痛いほど分かる。
でも、だからこそだ。挑発して、相手がどれだけ凄いのか、あるいは普遍的な感情は持ち合わせているのかが知りたい……。グロリアは人一倍その欲求が強かった。ただでは済まない事よりも、知るチャンスを逃すことの方が痛かったのだ。
地中の鋭利な岩を喚び起こすかのように、【ストーンエッジ】は浮かび上がり、そして穿つ意志を持って凶鳥へと飛んでいく。
しかし 凶鳥は微かに体を動かすのみで避けた。凶鳥は眼下の愚かな生き急ぎを見ると、不敵な笑みを浮かべるのだった。
▼リンクまたれよ
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「凶鳥が現れても戦闘はせず、退避しろ」という命令は、グロリアも知っていた。自分が手を出すには、余りにも過ぎた存在な事だってくらい、陸奥の相手をしているグロリアなら痛いほど分かる。
でも、だからこそだ。挑発して、相手がどれだけ凄いのか、あるいは普遍的な感情は持ち合わせているのかが知りたい……。グロリアは人一倍その欲求が強かった。ただでは済まない事よりも、知るチャンスを逃すことの方が痛かったのだ。
地中の鋭利な岩を喚び起こすかのように、【ストーンエッジ】は浮かび上がり、そして穿つ意志を持って凶鳥へと飛んでいく。
しかし 凶鳥は微かに体を動かすのみで避けた。凶鳥は眼下の愚かな生き急ぎを見ると、不敵な笑みを浮かべるのだった。
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2018-10-26 00:54
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