【PFMOH】煙の縁 / 祈り【幕間】

「席を外そうか」
「いいえ…落ち着きますわ、その香り」
「…」
「霧が晴れていくような…何か他にしなければならないことがあった、ような」

***

「……ら…に」
「…すぐ……参ります…」
「寒さも……るようですわ…」
彼女は人の背ほどの高さにある木の枝に腰掛け、外套も羽織らず、虚空に語りかけている。
「ヘヴンには色んな人がいるもんですねぇ」
通りすがった者が呟いた。いや、呟いたのは肩に見えるその隣人だろうか。
かれは足を止めることなく、そのまま森の奥へと消えていった。

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幕間（に上げたかったもの）
本編も続きを描きます〜！ルートどこにしようか迷い中です

会いたい人たちには会える時に会っておこうと思ってイラストだけ描かせていただきました
ほとんどファンアートです……

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※次のルートへ向かう際にすれ違った程度のつもりです
キャラクターの行動を制限するものではありません、何かありましたらパラレルスルーで大丈夫です

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▼お借りしました
死に至るヴィルマ【illust/88073594】
パールマジョラム・ライト【illust/88098344】
レイジン【illust/87924614】

流れが良い感じに繋がったのでイメレスつけさせていただきました
煙と痼疾【illust/88473940】