【PFSOZ】煤けた止まり木【豊穣の祭典】

「どんどん頭が働かなくなって…眼が開けていられなくなって……」
「私、ちゃんと再起動できる…し………ら………………」

ただ何もせずよりはと、力を振るう人形には…なるほど居場所など無いだろう。
黙ってさえいれば、“人形”として愛でてくれる人々はいくらでも居たろうに。

スィルトカデンツという存在はこれだから、父親を失った時に運命は決まっていたのだ。
辿る道筋に差異はあれど、きっと停止するまでこうだろう。
過去を振り切っても、今に感謝を捧げても、煤を引きずって戦い続ける。

今は少し、唯一己がすべてを委ねられる腕を借りて休むと良い。

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煤を残す十二影輝、スルトカデンツァ偏　第二部、エピローグでございます
みなさま、本当にありがとうございました
ここからは…EXステージだ！

◆お借りしました！
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